前日記の最後の一枚は、初島港のすぐ隣にある島の漁師が営む食堂街。
一大観光地である熱海の発展と共に歩んだ・・・初島の歴史。
高度成長期のレジャーブームにより、島は漁業・農業・観光の島となり・・・首都圏から日帰り可能な距離ながら、素朴な雰囲気を残した離島として貴重な存在となっている模様です。

         
朝、漁に出てその日売れる分だけを獲って、そのまま店先の生簀代わりの水槽に入れておく・・・それが定番のスタイルのよう・・・。
お昼を食べるのはお馴染み食べログで一番人気である「めがね丸」さんと思っていましたが。。お店をのぞいて見たらすでに満席です。
同じようなメニュー内容から、21店舗のどこで食べても同じかと・・・今回は「うえの」さんへINしてみました。

海岸沿いに並ぶ店の造り、店内のムードも同じような感じ。小ぢんまりとした店内は田舎町の食堂の雰囲気・・・お隣のテーブルは釣りを目的に来た方たちなのか仲間うちで盛り上がっていました。


とりあえずビールで、まずは乾杯!「初島」グラスが可愛い。
新鮮なイカを肝と一緒に焼いたイカの肝焼き。7月の下北で食べたイカのゴロ焼きが「超」が付くくらいに美味しかったので・・・
これは、日本酒が進む味ですね~~…という事で、日本酒のオーダーも。
         
ラベルを見たら、初島も、静岡も全く関係のない銘柄でしたが。。
私は「本日の海鮮丼」。鯵、白身のイサキだったかな?ハマチ、イカ、甘海老といったその日のお薦めがのっています。
     
小鉢に盛られたアラの煮つけ、お味噌汁も美味しい。
夫の「おまかせ刺身定食」は、そこにサザエがプラスされたお薦めであるお造りを中心にした定食。

                             
息子達ふたりは、イカ、鯵、岩海苔に桜えびののった三色の味が楽しめる「どんぶり三昧」です。
これでもかとのった岩海苔が香ばしくて・・・海苔ご飯の大好きなチビ子が喜んで食べていました。食欲旺盛です。


大きな伊勢えび、ってそれ程大きくはないけど・・・これ食べなきゃ、帰れませんから・・・いそいそとオーダー。はい、ハッキリ言って「ミーハー」ですので。付けあわせは明日葉の葉、温暖な気候を思わせますね。


伊勢えびはお刺身にして食べた後、必ずお味噌汁にして出してくれるのはお約束。
あら、待ちきれないで先に飲んでしまった人がいますね。
頭の部分から出た良いお出汁、上に浮かんでいる黄色いのはエビのおミソです。伊勢えびはやっぱりウマ~イ!

それから、チビ子用にはイサキの焼き魚を。・・・サッと撮ったから、なんか変ですけど。。
新鮮なお魚料理をお腹いっぱい食べて、皆満足!地の魚はこうしたシンプルな調理方法で、サクッと食すのが一番に思いました。
前回食べた「さかや食堂」さんもそうでしたが…味はどこも変わらないです。

気になる、初島産の伊勢えびとサザエは年中、島の漁協で購入が可能な模様。
伊勢えびは漁師さんがエビ網で、サザエは素潜りで獲ってくるのだそうです。
近海から水揚げされる朝獲れの海産物。それを生きていた姿に近いまま頂く。これぞ真の地産地消!と言えましょう。
そう言えば船で渡る観光客の中に、釣り人の姿を多く見かけましたし。。前回島を訪れた時、ホテルのフィッシャリーナから乗った海中展望船からは沢山のお魚が観察出来ましたので。。
島で一軒のスーパーをのぞいて見た後は、ホテルへ参りましょう。
うえの

昼総合点★★★☆☆ 3.0



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翌日は快晴の空、暑いくらいの陽気でした。
続く。