日本三大美祭のひとつに上げられている・・・春の山王祭=高山祭は、前の週である14・15日に終わっていたものの・・・人混みが苦手な私は、お祭りが見られなくても構わない#59133;全然、良いのだ。

その代りに…満開のソメイヨシノが待っていた。。

高山市は、岐阜県飛騨地方の中央に位置する市であり・・・市町村面積としては全国でも一番に広いのは、よく知られている事ですね。

以下どれも…4月22日に撮影。
          
前回の訪問時、車を置いて便利だった・・・弥生橋駐車場を利用して「朝市」通りへ。


高山と言えば「宮川朝市」と言われるくらいに有名、かつ人気もある・・・市内中心部を流れる宮川沿いで開催される朝市。
しかし、市営駐車場から歩いて行くと・・・あら?平日の、普段の日の人出はこんなもの?
・・・と思えるくらい、閑散としたムードが漂っています。

          
でも「宮川朝市」と言うくらいなのだから、お店はどこも午前中で終わってしまうものなのですね。


少し歩いて、場所を変えましょう・・・。
城下町の中心、商人町として発達した上町、下町の三筋の町並みを合わせて・・・「古い町並」と呼んでいるそうです。
「古い町並 三町伝統的建造物群保存地区」へ。
出格子の連なる軒下には用水が流れ、造り酒屋には看板ともいわれる杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がり・・・
町家の大戸や、老舗ののれんが連なっています。
          

一際多くの観光客の姿が見えた。行列の先にあったのは・・・
 
「飛騨牛のにぎり」が食べられる屋台?と言うか、お店「こって牛」さんです。
駄菓子のパリパリおせんべいの上に、二巻の握りがのって600円、または3貫で900円。手頃なお値段、でも一口で食べてしまえるサイズだから・・・コスパ的には決してお安いものではありませんが。。
竹炭塩で食べる、醤油たれで食べる。二種類の食べ方で、味わってみました#59126;
一口頬張れば、とろけるようなお肉の味わいが・・・マイウー。やっぱり、飛騨牛だけの事ありました#59125;

      
江戸時代の町屋が残る、地域。人影のまばらな・・・平日の昼間。
他に観光客がいないって、良いな#59125;

          
街並みのところどころに・・・匠の技が生きた・・・見事な屋台を収納した屋台蔵が見られました。

情緒豊かな古都の雰囲気を残す高山。

                          
この人力車の車夫さんは、確か女性だったように思う。


街中の代表的な橋である朱塗りの「中橋」、宮川にかかる橋と、満開の桜の花が調和した・・・美しい光景がここでは見られました。
この日の朝。宿で見たテレビに、このシーンが映っていたのです。
それもあってか、この場所は一番の人気スポットでした。
夜はこの周辺だけがライトアップされ、幻想的な春の高山を見ることが出来るのだそうです。

          


この場所にいた観光客のほとんどが、C国からの人々だったと思います。
皆さんとても嬉しそう・・・大きな声で、賑やか!かなりテンションが上がっている感じでした。
でもせっかくの日本の春、桜の美しさを楽しんでいって欲しい。皆さん相当ウルサイですけどね#59120;

古都ならではの風景と伝統の街で、意外な一面に出会える、高山。


                      
最後、三町の通りに戻る前。こちらも「飛騨牛」のお店です。
「牛串」と「飛騨牛コロッケ」を食べてから、帰りましょう#59126;
宮川の焼き団子は食べませんでした。
しかし朝市通りで買ってきた、お味噌とホウバ味噌のセットは、かなり当たり!な感じ。
盆地である飛騨高山の真冬の寒さ、熟成期間を活かした麹味噌なのです。
毎日美味しく食べています。もっと買ってきたら良かった。
再訪する機会があれば、是非買い求めたく思ってしまいました。

高山は山深い自然環境ゆえ、山里の恵みを活用した・・・昔からの知恵と工夫がなされた食文化が生き続ける街。
次に紹介するのも、奥飛騨の観光地です。
もう少し、続きますね。