夕食は本館の方へ。

          
廊下の先、一階の個室食事処「五鷹亭」で頂きます。

ずらりと並んだ個室食事処は、入り口にドアはなく暖簾が下がっているだけだから、声の大きな人のお喋りが聞こえてきて…結構、賑やか。
でもそれがイヤだったと言うのでなくて、和気あいあいとしたムードは楽しい。お隣は東北から遊びに来たグループのようでした。
          
こちらにも、豪華な生花。翌日の木曜に活け替えられるとの事。

小ぢんまりとした部屋ながら…やはり個室は落ち着きますね。

お猪口の中身は、ブルーベリーカシス酢。
前菜は、蟹のゼリー寄せ・紫芋流し・モツァレラチーズ味噌漬け・合鴨スモーク。

思わず「美味しい!!」と驚いた…お造りの盛り合わせ。
鮪・鯛・ボタン海老・刺身こんにゃくも、またその下に敷かれた海藻類も美味しかった。


まずは生ビールで乾杯!
HPから予約した場合、ワンドリンクサービスがあります。生のジョッキは残念ながら…「小」。
                                      
ホンノリ甘い味わいの・・・南瓜豆腐スープ仕立て。焼きものは、銀ダラの西京味噌焼き 黒ゴマソース。
素朴な素材を使った「秋」の味覚の献立たち・・・都会から訪れた人には特に嬉しいメニューと想像されました。

  
冷酒「旭興 生」いきます!「旭興」は県の北方、黒羽にある蔵元さんのお酒。呑み口が良くて、最近は呑まない母まで口にして「美味しい」ですって#59125;
最初に用意されていた前菜・・・そのあとは、一品づつ出来立てを運んできてくれます。
とにかく熱々、蒸したての茶わん蒸し。


肉料理はとちぎ和牛のローストビーフ、お肉は勿論ながら、添えてある野菜も美味しかったです。
やわらかで味も良いのだけれど、肉料理は出来たら…和牛を源泉で蒸した蒸篭蒸しの方が良かったな。
こちらも源泉です。皮に源泉が練りこまれているとの焼き餃子。←別注で頼みました。

釜戸炊きご飯・香の物・野菜汁。
「ご飯にオコゲはのせますか」と聞かれた釜戸炊きご飯。それはもう当然「お願いします」。お漬物には佃煮風の煮ものも入って、これだけでもご飯は食べられますよ。
〆のデザは、ほうじ茶プリンでした。

高級な食材や、驚くようなものもないけれど・・・品数ほどほど、不必要に色々出てくることはなく十分に感じました。
料理はテーブルの上のボタンを押したら運ばれるので、自分のペースで食べられるのも嬉しい。
地酒も堪能し、お腹いっぱい満腹で部屋に戻り・・・。
極楽極楽で・・・バタンキュー#59122;
お風呂にいっぱい入るぜ!と意気込んでいた割りに、目覚めた時は真夜中#59136;


朝食は7時から9時までの間に食べに行きます。朝は「狩場亭」でのビッフェスタイル。

和風バイキングです、お座敷の方には赤ちゃん用や幼児用のイスの用意がある等至れり尽くせり。
大きな窓からは本館裏、薪でご飯を炊く竈が二個裏庭に並んでいる様子も見えました。
お米は地元で、有機農法によるコシヒカリ米を契約栽培しているのだそうです。

          
泊まった方のレポには、朝食バイキングも驚く程、種類が多い・・・とありましたが。それ程ではないような。。
・・・で、一巡目はこんな感じ。



根菜がたっぷり入ったけんちん汁など、どれも素朴で家庭的なメニューでした。源泉で炊いたお粥が美味しかったです。
あら!なぜかまた卵が! この後母からずっと「欲張って、朝から温泉卵を二個も食べた」と言われ続けた私#59142;

朝食後は軽く散策。
他に温泉神社、水を汲める湧き水などもある、チョッとしたコースの敷地。
スタッフの一人一人が頑張っている・・・と伝わる接客、皆親切だった。
だからところどころ目につく古さや、全体的な田舎っぽさはご愛嬌#59120;
その時わかったのですが、「いないなぁ」と思っていた看板犬のムックは、6月に天国へいってしまったとの事でした。
代わりにお庭には、尻尾をピンと立てて歩くにゃんこの姿が#59126;


話が前後してしまうものの…こちらは・・・
#59130;湯船全てが自前の源泉をもち、一年を通じて適温であり。。利用者ひとりあたり毎分1リットル以上が湯船に注がれている・・・が認定条件だと言われる、国内でも希な「五つ星源泉の宿」です。

到着して、まずは温泉温泉・・・と直行した・・・宿泊者専用の貸切風呂一番で入浴。

10人は入れる広~い浴室、壁の片面は大岩で覆われていて・・・元は男女別の浴室だったのかしら?貸切風呂は二か所。
浴槽もとにかく広く・・・これで貸切?と地味に感動#59125;
そしてアルカリ温泉としては最高級に良い、源泉掛け流しのお湯。ペーハー値の高い、国内の温泉でも珍しい湯は、お肌がスベスベに。
女性に好まれるやさしい浴感。身体を美容液でつつまれている・・・そんな感じまでする#59125;湯上り感もバツグン。

                                                ロビーにあった「飲泉所」です。               

こちらはデッキにある部屋のお風呂。二人でも余裕の大きさでした。

どちらかと言えば温め、何時間でも入っていられる湯温でしたが・・・これは加水したとかではなく、ゆったり浸かれるようにと冷ましているみたいです。

入っている際中、出た後も、お肌はツルツルでスベスベ#59126;
これまで入った温泉の中でも最高の部類に入る泉質の良さを実感しました。

露天・内湯付きの部屋は、全部で11室。
館内のお風呂は大浴場の内湯がふたつ。他に母は起き抜けで入ってきた、高台にある湯小屋「鷹見の湯」。
宿泊者専用の貸切風呂が二か所。帰り際には、カップルが浸かっていた足湯までありました。

感覚的にはご近所、家からはホント目と鼻の先なれど。。。
宿の温泉に浸かって・・・寛いで・・・。
スタッフの感じは良かったし・・・良泉な温泉に入れたし、ご飯も美味しかった。
夫婦、親子水入らずで楽しめたひと晩でした。
翌日もまた紅葉ドライブ、行きま~す!
五ツ星源泉の宿 大鷹の湯

夜総合点★★★★ 4.0



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