どこももう少しで絶景!なのに・・・
紅葉にはもう少し・・・という感じでしたけど、それなりの光景が楽しめました。
この日泊まった宿は…那須高原と塩原温泉と・・・有名観光地にはさまれて、ポツンと一軒だけ・・・西那須にある「大鷹の湯」さん。
初めての宿だけど、ナビに頼らずスイスイ来られたのは、この前を夫は以前から通っていた為。日帰り温泉施設だと思っていたそうです#59136;


こちらは正面玄関。
私は前からマークしていた、お泊りしたいなって思っていた宿でした。
東北道 西那須野塩原IC、那須塩原駅にもほど近い一軒宿は、宿全体がのんびりとしたローカルそのもののムード。

奥に細長い造りなので、泊まる建物の玄関まで少し距離があります。
宿に到着したのは4時半くらいかな。

着物姿の仲居さんと若いスタッフさんが入口前で出迎えてくれました。
チェックインの時刻を3時としておいたから、もしかして?1時間以上も待っていたのかしら?
        
建物の外観は、夜間に撮ったもの。写真を撮るタイミングを逃していたのだった。「別邸 鷹山」の手前側にはペット連れで泊まれる専用棟の「東雲」「朱音」が建っています。

          
                               
玄関を入ると、畳敷きの廊下が長く続いていて・・・客室8室の割りには広かった。
外観はイマイチな感じながら、館内は本館の方も含めて全て畳敷き、木がふんだんに使われていました。
各所に活けられた生花が目を惹きます。お掃除もいきとどいて綺麗でしたよ。
入ってすぐに選べる浴衣コーナーがあり、そこから男女ともに好きな柄を選びます。

ここで和モダンで素敵なお部屋を期待したら・・・ガッカリしてしまうところながら#59143;
ドアを開けると踏込、そして洗面スペース、おトイレへと続きます。
白い大きな洗面台が使いやすく思えました。
女性でも手ぶらで大丈夫なくらいに…アメニティが豊富、その数は感動ものです#59126;
歯ブラシやヘアキャップ、カミソリなどの一般的なもの。男性用のヘアトニックやクリーム。ハンドソープ、シェービングフォームなどの他に養毛クリーム、コラーゲン入りの角質落とし、ヘアドライヤー向きのトリートメントまで、15~6種類は置かれていたのですもの。

          
おコタがセットされていた部屋です。
早っ!すでにおコタが。そして、温か!温めてありました。
畳のほとんどを占める大きなコタツのせいで狭く感じてしまうものの、3人でも充分な広さに思いました。
テーブル上には、ハロウィン。

         
水まんじゅうでお茶を頂きながら・・・館内の案内、お風呂の説明などを聞きます・・・スタッフさんの感じも悪くなかったです。
部屋のお菓子はイチゴのチョコサントと種なし梅。お腹がいっぱいで食べませんでしたけど。


早速に 奥のベッドルームをのぞいて見ている人がいます#59025;

                         
奥の8畳の洋間には、ドーンと大きなベッドがあるだけ。手作り風の畳ベッドがドーン。これ、家族4~5人だったら皆で寝てしまえる大きさです。
テレビに空の冷蔵庫、クローゼットにはバスタオル2枚ずつ、フェイスタオルに黒い足袋ソックス、羽織。

ジャジャーン!和室の隣りは、部屋付きの露天風呂です。
          
・・・と、その割りにリッチな雰囲気、オシャレなムードもないけれど・・・そこが、宿のウリ?
部屋のお風呂は八角形。入浴中のお風呂からの景観は、雑木林ビュー!
シャンプー類は馬油シリーズが置かれています。
景色はイマイチながら、茶色がかったお湯が木枠の湯船には満々・・・蛇口からは勿論!The 源泉#59127; つるすべの申し分ない極上温泉、源泉かけ流しです。「蛇口のお湯は止めないでください」との事でした。


平日に関わらずこの日は満室。下駄箱の履物を見たら、、我々以外は見事に若いカップルばかり。ワンコ連れで泊まれるペット棟の方も満室。そちらも年若いカップルさんでした。
隣りの部屋にもお客さんがいたはずだけど、とにかく静かです。


高級食材や洗練された料理メニュー、オシャレな客室、高級な調度を求める人には向かない宿ながら…その分泊まる側もカッコつける必要のない、気楽な癒しの宿#59126;


本館にはラウンジや大浴場、お土産コーナーもあるのですが、私はそちらへ行く機会がほとんどなくて、ロビーへ行って、裏庭を眺めながら飲泉したのも・・・お会計の時だけ。
売店では、置かれていたシャンプー類や洗面所にあったアメニティの数々。いろいろ売っています。
外観はアパートのような・・・一般客室の「泰山」もリニューアルされたそうながら、一歩も足を踏み入れていないからわかりません。

全体的にちょっと古め、昔ながらのムードが漂う…そんなところもツッコミどころって感じ#59120;
それだけ気を遣う事なく、寛げる宿だったように思います。http://www.ootakanoyu.com/
「五ツ星源泉の宿」と謳う…強烈ぬるぬる温泉。源泉かけ流しのお風呂については次回に。