6月中旬から9月末までの週末、6月25日(土)〜8月21日(日)は毎日運行する。開放的な窓から雄大な景色を眺めつつ走る「富良野・美瑛ノロッコ号」。

シーズン中ながら平日であるから余裕でいたものの、駅を見渡せば多くの観光客。それも日本人はあまりいない。
ほぼ大陸のからの方々、これでは席に座れない。
指定をとろうにも、残り一席だけと言う。仕方なく自由席で行く事にしました。

・・・乗車前の一時、駅から近く・・・「ふらのマルシェ」までお散歩。

カフェで出来たてスイーツを頂きましょう。ゆったり広いスペースのオシャレな店内。
                            
今回は富良野メロンでも、綺麗な淡い緑色。カットメロンのジュレがけは甘くジューシィ#59126;
美しいビジュアル!メロン感が楽しめて旨ッ。もっと食べたい!美味しいものはいくらでも入るのであります。


「おいしいもの」を通して富良野の魅力を発信していく・・・観光目的とした施設ながら、 この場所は富良野市民が「地元の食文化(食べること・作ること)」を楽しむための空間であり、 大勢の市民が集い、語らう事で楽しさと豊かさを享受する。
活性化施設「市民の憩いの場」としての役割も担う。夕方通りがかった時も大勢の人で賑わっていました。



頬に受ける涼風、オープンウィンドーな車内。富良野~美瑛間を往復した観光列車。
富良野盆地の田園風景、遠くには南北に連なる大雪山国立公園が広がります。市内近郊の玉ねぎ畑を行く。

          
空知川を渡ると、富良野町の家並みはほぼ終わり。
kizunaさんの最寄駅「中富良野駅」も過ぎて・・・。
とっても賑やかな車内、テンションが上がっている為かずっと喋ってる。それも考えられないくらいの大声を出して#59136;
その上写真も撮りまくり!って、人の事言えないけどね#59142;
しかし「ラベンダー畑駅」に到着後は、皆下りていってしまい、ホッ!

ここでは日本人のツアー客もちょっとした騒ぎが、下車する予定が・・・「客車から下りられない。ガイドさん、どうにかしてください」って、こんなの可愛いものです。

ラベンダー畑駅は、富良野線の西中駅〜中富良野駅間に毎年、夏季・秋季(6月上旬〜10 月中旬)のみオープンする臨時駅。
ファーム富田までは徒歩約7分とか・・・「ラベンダー畑駅」ですもの当然!と思ったけど、これ程一斉に降車してしまうのですか?#59122;
    


               
静かになったところで、お弁当タイムじゃ^^
「ふらのマルシェ」内「おにぎりまんま」の富良野産米をつかった出来立ておむすび、いなり寿司も車内の雰囲気からか美味しいね#59126;

残りのハイライトは、北の国からでロケ地として使われたこともある・・・美瑛町美馬牛にある「美馬牛駅」の周辺。駅名の由来はアイヌ語の「ピパ ウシ」で、沼貝のいる場所という意味から。

美馬牛の町の東の外れに、観光客にも人気の撮影スポット。
教会の鐘を吊してあるような三角形の塔が作られた、美瑛町立美馬牛小学校があります。
美瑛の風景写真家・前田真三氏の目に留まった、白い塔が周囲の田園の風景にマッチする光景。
題材とした写真集「塔のある丘」の、1991年の出版を機に・・・一躍有名となったと言う。


↑・・・狙った割りに、ハッキリとは写っていませんけど#59137;右端の木々と、木々の間、とんがった塔の姿、わかります?

美瑛町は、今年の春まで頻繁に出かけていた…県内那須郡那珂川町小砂地区と同じ、「日本で最も美しい村」に加盟している。
那珂川町小砂地区の方がずっと後、平成25年に「日本で最も美しい村」連合への加盟を認められたのでした。 関東地方では、群馬県内の3カ所に続き4番目、全国ではちょうど50番目だったそうですが・・・。

※「日本で最も美しい村」連合は、1982年にフランスで始まった運動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観や環境、文化を守り、将来 にわたって美しい地域を守り続けることで、観光的付加価値を高め、地域資源の保護と地域経済の発展を図ることを目的に、平成17年10月に美瑛町を含む全国の7つの村からスタートしました。


美瑛の町から4kmほど北の丘の中腹に建つ、赤い屋根の家。
起伏に富んだ広大な丘に、ポツンと小さな家(一般の民家…)。一軒だけ存在しているところがガイドブックに載るほど・・・有名なスポットとなりました・・・確かに絵になる光景です。

ただ電車に乗っていただけ、それだけなんです・・・。

ここは、「四季彩の丘」辺りかもしれません。


シーズン中の列車は更に超満員だそうながら・・・それ程ではなく、楽しめた乗車体験でした。ノロッコ号の乗車証明書が途中で配布されるなど。あれ?どこへ?
でも記念に乗車券をもらってきてあるんです#59125;
      
ノロッコ2号で行って、ノロッコ3号で帰って来ました。

観光名所である・・・二つの地名はどちらも「アイヌ語」から。
「富良野」は「フーラヌイ」から。活火山である十勝岳から流れた水が十勝川へ流れこむ際、硫黄の匂いが強くする。また一帯が泥炭地帯であった事より。
「美瑛」は美瑛川に十勝岳の硫黄が流入する様子を「油ぎった川、濁った川」を表す「ピイエ」。開拓者たちが誤って「ピエイ」と読み、「美瑛」の文字をあてた。

スマセン、まだ続きますね。。