車窓から見えた、放牧されたお馬たち、パッカパカ・・・は聞えないけどね#59142;


高台にある道の駅「コンキリエ」から、厚岸の町を眼下に眺める。
ここから見える厚岸駅前に、人気の厚岸名物「氏家かきめし弁」かあったのですね。帰りに買おうと思いながら、つい忘れてしまった#59136;
※コンキリエ(イタリア語: conchiglie)とは「貝殻」を意味する言葉と言う。

牡蠣をイメージした外観で、館内には、厚岸の特産品、コンキリエのオリジナルグッズ、お土産などが販売されていました。
3、4階は展望室になっていましたが・・・。

建物前の敷地からでも、この眺望でした。

          
外来種であるルドベキア?それともマルバダケブキのような蕗の仲間なのか?
この一帯は一面のお花畑があちこちにあって。群生する見事さに、車内から撮った一枚でした。


厚岸-浜中間の海岸線を走る「太平洋シーサイドライン」。厚岸から向かっていくと、霧多布湿原と同じようにエゾカンゾウやヒオウギアヤメなどの花々の名所がいくつかあると聞いたものの。どちらも花も時期はそれぞれ終わっています。そこで太平洋の大海原を満喫。
          
太平洋に面した浜中町には、霧多布湿原を筆頭に、道東らしい雄大さが望める名勝が多いと言う。この場所もそうしたひとつ、訪れる人もいない中で太平洋を見下ろし、断崖絶壁を眺める。
     
タツナミソウでしょうか?ナミキソウ?
草原の中でひっそりと咲く花々、4月上旬から9月いっぱいほどの短い夏、北の大地に根を張りのびのびと育った花々、それらが放つ美しい生命力。懸命に逞しく生きているのだ。

う~ん、やはり霧。海も近いし、霧がかかりやすい土地柄から…「霧多布」の地名。鉛色がかった空の色も寂寥感をかきたてまする。

その一角に、北海道らしさ満点のログハウスの建物が見えてきました。
太平洋を前に、背には霧多布湿原。そんなロケーション自慢のログハウス。道路脇に一本のバス停留所、そして一軒宿…と、とにかく何もないところです。

この日の宿はここ、続きますね。

※追記します。上の紫色の花は、日当たりのよい湿地に群生するサワギキョウらしいです。今頃になってわかりました。