上諏訪温泉、安曇野、白骨、鹿教湯・・・と、松本周辺の温泉へは幾度となく足を運んでいるのに、浅間温泉は初めてなのです。松本市街からは車で10分程と近い。

都内で息子達を下した後走るも、松本には夕刻前に到着。あっと気づく前に温泉街へも入ってしまいました。

9月は温泉でも入ってゆっくりしたなぁと、距離的にもそう遠くない長野県内「松本浅間温泉 別亭一花」さんを予約をしていたのです。
下浅間薬師堂を真ん中に、コの字型に建つお宿。
玄関前には2~3台が駐車出来るスペースがあり、停めて良いものか夫がうろうろしていましたら、仲居さんが出てきて前のスペースに駐車出来ました。

館内に入ります。
          
全10部屋のこじんまりとしたお宿ながら、広々とした空間。館内は玄関もロビーもエレベーター内まで全て畳敷きでスリッパなどはいりません。

ロビーラウンジには、観光案内、本や新聞など。大きなガラス張りの開口部からは坪庭ながら緑が眺められて清々しい気分。

大浴場へ向かう入口近くには冷水と紅茶が用意されて、何時でも飲めるようになっています。
     
冷茶をいただきながら、チェックイン。この時に貸切風呂の利用時間の確認を、一人でお風呂に入れない私、お願いをして翌朝もとありがとうございました。
部屋への案内前に、女性は可愛い色浴衣と帯が選べます。
一休みしたらスタッフさんにお部屋へ案内してもらいましょう。3階の部屋「ぼたん」はエレベーターからも、貸切風呂からも最も近い、細やかな配慮が感じられました。
鍵は2本、そしてこの日一番の利用と言う事で、貸切風呂のキーも一緒です。

廊下からの入口は格子戸、オートロック式のドアを入ってすぐに畳敷きのスペースがあり、左手に洗面。そして広くて使いやすいおトイレがありました。
                          
一花の名前入りタオル、歯ブラシ、ブラシ、ドライヤーは籐のワゴンに。


つなぎ部屋の先にシンプルな10畳の本間、広縁の窓際には籐製の椅子&テーブル・・・畳敷きが続いて開放感が感じられます。
    
窓からの景色、真新しいクリーム色のアパートは邪魔だけど、浅間温泉のムードは伝わってきましたよ。
冷やしたグラスと、サービスであるアルプスの天然水2本が入った冷蔵庫。
反対側の壁に備え付けられた姿見、電話の横にティシュペーパー、綿棒やコットンパフなどもあり。
    
押し入れ内に男性用浴衣、羽織、足袋ソックスは勿論。
                         
夕食は1階のお食事処でいただきます。食事中にお布団が敷かれていました。
大人向けの落ち着いたムードの漂うお宿でのんびり。
お風呂の紹介は次回になります。