一階ロビーラウンジの奥にある食事処「花もよう」、こちらの個室でいただきます。
          
チェックインの時に決めた夕食時間、珍しく7時からとお願いしました。
食事処入口で仲居さんの出迎えがあって、中へ進むと廊下を挟んで個室が並びます。

          
ここでも一番手前の部屋、造りは二人では広すぎるくらい。炬燵式になっているので足も楽ちん、ひざ掛けの用意もあります。

日本酒の「生酒」一本付きのプランながら、まずはビール…と言う訳でスーパードライで乾杯#58994;


用意がされていたお料理、四角い箱←普通前菜が入っている場合が多いから開けてみたら、プラン名となっている、信州プレミアム牛の石焼き用お肉。湯通しされた海老・ホタテ・イカ・・・の海鮮焼きと野菜。
前菜の代わり?生湯葉はエビに出汁&山葵、しめじ・隠元・栗の白和え。どちらも地味な見た目ながら、味付けが良くて美味しい。

食べ応えのあった、厚く切った岩魚と信州サーモンのお造り。海のない信州、特に中部地域では岩魚は人気のある食材です。信州サーモンは勿論美味しい#59126; 長野の山里で、マグロのお刺身など出さないところにセンスが感じられました。
御凌ぎの、信州蕎麦。
葉唐辛子の添えられた、銀鱈の西京焼き。
陶板で焼いたお肉と、海鮮は…山椒塩 ニンニクスライスの揚げたの 山葵、大根卸しで頂きます。途中燃料も足してもらい、モモ肉、サシが綺麗に入った霜降り肉、どちらもウマウマで幸せ#59125;
信州蕎麦には鰻、大根卸し、山葵が。これまで長野でお蕎麦を食べてこれは!と思った事はなかったけれど、今回は美味しく…と言うか、しかしお腹が膨れてしまって・・・無理。食べたのは鰻だけ、ほとんどが夫のお腹におさまった次第です。

ドリンクメニューも、一応。

揚げ物は、松本名物 鶏山賊揚げ、上にのっているのは明日葉です。
ただ鶏肉はあまり好きではないから個人的にはいらないかも、だってお腹がいっぱいでしたし、他のメニューがどれも皆美味しかったのですから。
最後の鶏出汁茶漬けも、ご飯のほとんどは夫の元へ。・・・温泉宿で食べる〆のご飯は白米よりも釜飯やお茶漬けの方が好き♪ 
色々食べてかなり満腹でしたが、サラサラのお茶漬けは良いですね。
小谷漬けと言ったかしら、新潟との県境に位置する小谷村、何度か出かけようと試みつつ、あまりの便の悪さに諦めていたところだ。
デザートの杏羊羹は、想像通りの味でした。

翌朝も同じお部屋です。

最初に並んでたのがこちら、朝食も盛りだくさんな感じ♪ 目覚めのジュースはいちごのスムージー。
発酵味噌ののったお豆腐・茸のおろしあえ・茄子とさつま揚げのさっと煮・青菜と海苔のタップリかかった納豆・・・・とご飯のお供が並ぶお盆。
上品な出汁巻き卵、ヤングコーンなど夏野菜の天ぷら、器も素敵。
前夜の夕食時朝食の焼き魚を選びました、「金目鯛」「カマス」「鯵」の中から私は金目、これはチョッと冷えていたかなぁ#59142;
味噌汁はお好みで、若芽・お豆腐・長芋・青菜・冬瓜・ナメコなど・・・好きな具材を入れて下さいと別皿で。お味噌は当然、信州味噌でしょうね。結果、具沢山なお味噌汁になってしまいました。
      
松茸等・・・秋の食材が出回らない中途半端な時期に関わらず、満足のいくお食事でした。
夫曰く、ご飯そのものも美味しかったとの事#59125;

この場でも、またはラウンジへ移ってからでもと言う事で・・・ラウンジで寛ぎながら飲むコーヒー、使っているのは宿のオリジナルカップだそうです。こういうサービスは嬉しいものです。
          
あちこちらに生花が活けられていて、雰囲気も良かった。
プランに付いたお酒は結局呑み切れず持ち帰ってまいりました。
後でググってみたら、鮮魚、焼き肉、お蕎麦、お弁当のケータリングまで手掛ける「王滝グループ」の中の宿でした。
身も心もリフレッシュ出来たところで、そろそろ帰りましょうか。

今回の宿泊、我が採点は・・・。
     部屋 ☆☆☆☆
     設備 ☆☆☆☆☆  
     風呂 ☆☆☆☆☆
     料理 ☆☆☆☆☆ 
     接客 ☆☆☆☆☆ 
     総合 ☆☆☆☆☆
ちなみにお値段は内緒・・・、当ててみて下さい#59120;
宿泊料金の割りに色々サービスもあり、お得感があったような。。部屋数が少ないので静か、スタッフさん達の対応も良く、気持ちよい時間を過ごす事が出来ました。とにかくのんびり過ごしたい方にお勧めしたいです。