夕食は18:00から30分刻みで選べ、、、何時通りの6時からと、チェックイン時に決めておきました。
15分くらい前に連絡があり、時間前に部屋に運ばれてきます。
これだけの規模の宿だから仕方がないものの、お膳での一気出し。
しかし名前入りのお品書きはそれぞれに。ドリンクメニューの種類も多く、まぁまぁと言った感じかな。

まずは鳴子温泉の地ビール「鳴子の風」をいただきましょう。鳴子峡のレストハウスで460円で販売されていたので、価格も良心的です。
 

食前酒は梅酒。ビーフテリーヌ・えんどう豆進丈・蛍烏賊・筍昆布〆・自家製黒にんにくの前菜、お造りは鰹タタキ・勘八・さより。
揚げものが最初から・・・なのはちょっと残念。エビを春巻き風にした、海鮮あみ揚げでした。

お刺身の鰹は初物、そのせいか美味しかった#59125;
さてメインである仙台牛。しかしここまで分厚いお肉は苦手。薄すぎるとか、厚すぎるとか・・・どこへ行っても、文句を言いながら食べています#59142; でも地ビール「ゆきむすび」がススミますね。
蓋物の中には帆立入り炊き合わせ、もずく酢に、薄味の茶碗蒸しも丁度良い味です。
お凌ぎの冷やしうどん、伊達桜ソーキ煮も美味しく炊けている・・・が、この辺りまできたら、お腹にきて入りそうもなく・・・私はギブアップ#59143;


宿オリジナル日本酒「すがわら」の入った、利き酒セットも電話で注文を。洋皿のトマトクラムチャウダー、お吸い物は「しらうお」かな?料理を食べ終える前に、電話でご飯をお願いして一緒に。しかし味は良いものの、こちらも一口味見しただけ。
お米は地元産ササニシキでしょうか。ふっくら炊けた美味しいご飯です。
天ぷらや麺類が一緒に運ばれてくるのは・・・残念と言えば残念。よくある創作〇〇と言ったメニューとは一線を画す…昔ながらの品々は簡素ながら、味付けも良くて美味しく食べられました。

     
水菓子は季節柄、柏餅です。葉こそ半分、でも中身は丸々一個。「大栗なるまん」の「なるみ」で作ってもらっているのかしら、シコシコした歯ごたえがよくお腹いっぱいと言いつつ、、図らずも食べてしまいました。
その上味噌にぎり、しそ巻きと、夜食まであるのは素晴らしい。(2万円オーバーの宿なら当たり前ですけどね)

感心してしまった、もうひとつはお布団。
変哲のない普通のお布団ながら、掛布団の下にもシーツを敷いたベッドメイクスタイル。清潔に気持ち良く寝られるよう心がけている点でした。
     

翌朝の食事は7:00から選べます。旅先ではいつも早く起きてしまうから大丈夫と思ったものの、ここは7時半で。
お布団の上げ下ろし・・・前夜の男性二人にしても、朝の若い男性にしても実にきびきびと働かれて。。。見ていて気持ちの良い接客であった。

運ばれてきた朝食は・・・。

ポテサラ、サーモン&イカ刺し、焼き鯖、鶏団子の煮物、きんぴら、青菜のお浸し、漬物、焼き海苔、温泉卵・・・と定番の品々。そこに笹かま、鶏肉入りの豆乳鍋まで付いてきた。
・・・ご飯が進むおかず達。パイナップル入りヨーグルトのデザートもありました。
朝夕と基本を押さえた品々が並んで、食欲をそそります。特筆するような内容ではないけど、ボリューム満点でコスパ良し!
朝からしっかり食べました。夫など朝から三膳もお替りを繰り返しました#59142;
食後のコーヒーはロビーで、セルフで好きなだけ頂けます。
古さにさえ目をつぶれば・・・お茶やお菓子、アメニティ、細かなところに気遣いの感じられる宿に思いました。