私達の子供の頃とは変わり、イチゴ栽培がビニールハウスとなった今。4~5月頃であったいちごの旬が、1~2月へと変わってしまいました。
そうした訳で5月も半ばとなると、夫の友人たちから終わりかけの栃おとめが届くのです。

そうしたイチゴ達を、マイ銅鍋使い煮詰めて・・・栃おとめ100%のいちごジャムに仕上げるのは夫の仕事です。加える砂糖の量は30パーセントとか、レモンの量を多めにして酸味を効かせるとか・・・様々な拘りがある模様。
          
上は、作った内の半分ほど。
大きなお鍋で二度作ったイチゴジャム。そうした以外残ったものは近所におすそ分けしたり、またミキサーにかけていちごのスムージー作りもしてみました。
スムージーは初めてだったから、「味をみて」。私:「うん、イケル!スムージーも美味しいわよ」
作ってすぐにジプロックに入れて冷凍してしまい、画像はないものの。もしも、お店で飲んだら、600円はするかも#59126;
・・・ホントよ。


5月、6月は空木(ウツギ)の花の季節。

ウツギと呼ばれる花、別名「ウノハナ」として、小学校唱歌「夏は来ぬ」に唄われる。
日本の歌百選にも選出されたこの歌には、普段聞きなれない、硬い表現が多用されているものの…。

卯の花の 匂う垣根に

時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて

忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ

・・・こうして言葉だけを並べても、古から変わらぬ、情感溢れる・・・光景が目に浮かび、新たな季節を迎えんとする喜び、力強さが感じられてならない。

ウツギは「空木」と書き、茎あるいは枝が中空である。それからウツギの呼び名がきているのです。
様々なウツギがある中、今この季節に花を咲かせる二色空木(ニシキウツギ)がご近所で毎年見られるのでした。
天気の良い温かな日が2~3日続くと、あっという間に季節が進むのも・・・この季節ならでは。。先日目にした時まだ蕾であったものが、こんなに進んでしまっておりました。

山にウツギの白い花が咲きはじめると、長い梅雨の季節となります。