人気宿であるのも伺える内容、美味しかった食事の紹介を先にしてしまいますね。

はじめに案内された通り・・・一階のダイニングにて、夕食は6時、朝食は8時からいっせいに始まります。
席に案内されたら、まずは飲み物のオーダーから。勿論「生」いきます。

地元の野菜をふんだんに使用したバーニャカウダから始まる、創作イタリアンのコース。

  
メニューだってあるんですよん。照明が落とされた中、テーブル上を照らすのはこのアルコールランプのみ。

思わず、わぁ~~!と声が出る!。華やかな色彩が楽しめます#59125;

トレニア・キンギョソウ・ストック・・・と言ったエディブルフラワー(食べられる花)にプリーツレタス、トレビス、パプリカ、プチトマト、紅芯大根、ラディッシュ、渦巻ビーツなど・・・色とりどりに盛り付けされた高原サラダ、温めた特製バーニャカウダソースをからめて食べました。会津の新鮮な野菜たちが四角いカラス容器の中、氷で冷やされ提供される様子は目から、口から楽しめるものです。

丸くて厚みのある木製プレートには、8種類の前菜が並んで。。
          
・黒毛和牛の牛スジ煮込み・春にんじんのムース・フルーツトマトのブルスケッタ・キッシュロレーヌ/ピクルス・会津産アスパラガスのフリット・アランチーニ(ライスコロッケ)・パルマ産プロシュートとサラミ、チーズの盛り合わせ
前菜はどれも少量のようながら、思った以上のボリュームがありました。


魚料理は、真鯛&シーフード(アサリ・ムール貝・海老・ホタテ)のカルトッチョ(食品用高温耐熱フィルムで包んだ包み焼き)
客数がそれ程ではないから、熱々の出来立てが味わえます。魚介の旨みが出たスープは、パンで召し上がってくださいと、しかしこの後ライスも出るのです。
都内のレストランで修業してきたと言う息子さん、でも一人では間に合わないから家族全員で作って、手のすいた人がサーヴしていると話されていました。
    
黒毛和牛のローストビーフ ~オリジナルの甘めなグレービーソースをかけて~季節の野菜添え~
プレミアムヱビス小瓶の、このサイズって珍しい#59025;
お肉も少なそうに見えて、これでも結構きます。ご飯を勧められたものの、私はきっぱりとお断り、夫に至っては「Sサイズでお願いします」だって(笑)

わぁ~、〆のデザートだぁ#59126;
         
動くのもやっとと言うくらいお腹が膨れてしまいましたが、デザートは別腹。フルーツ&バニラアイスクリームを添えた程よい甘さのクリームブリュレは、別腹だけに美味しく頂けます。
レモンの香りのレモンバーベナ・ティで、最後はサッパリしました。


        
朝食も同じ席で、窓からは自然だけ・・・緑あふれる爽やかな朝の風景#59130;


大きなワンプレートに、高原野菜サラダ二種類・ベーコンエッグオーブン焼き・グラノーラ入りヨーグルト・手前のスキレットは可愛らしいフルーツがたっぷりのったパンケーキ、メロンの量もじゅうぶんです。
猪苗代産ブルーベリーのスムージーから「いただきます」
丁寧な仕事ぶりが光るメニューたち、朝からご馳走って感じがしました。


焼きたてのパンは、バター・ルバーヴ・リンゴの手作りジャムで。
これからの季節に見かけたら即、私は買って作るルバーブジャム。しかし知らない方も多くいらっしゃるとみえて「一見すると蕗みたいなルバーヴ、でもこうしたジャム、パイの具材などヨーロッパではとても人気のある野菜です」とオーナーの説明がありました。
珈琲・紅茶は自由にどうぞ~
                          
ピスタチオだったかしら、自家製ジェラートも、最後まで美味しかった。
クロワッサン&ホワイトパンは食べられず、結局お持ち帰りの運命。他にそうした方は多いようで、パン用の袋もサッと出てきます。
朝も夕も、地元の食材を使った工夫あるメニュー#59125;
働き者の旦那さん、明るくて気さくなママさん、オットリタイプの息子さんと3人のチームプレーで見事に切り盛りされています。今回も当りでした#59126;

これでお風呂がもうチョッと入りやすければなぁ~・・・って、それは私個人の問題。普通の人ならどうって事ないはずですね。
この日の宿泊客の中では、たぶん最年長の私達なのでした#59142;
そのお風呂は、最後に・・・。