チェックアウトの11時までの間、旧軽銀座を歩いてはみたものの、ほとんどの店のオープン、観光客が来るのは昼過ぎの時間帯とか。こんな時期だから・・・と思いつつ、チェックアウトします。
              



前夜からの雨のせいか、人影もなくて。。見かけるのはホテルスタッフの出勤風景のみ、ホテルの傘からわかったのでしょう、音羽ノ森の従業員さんからの朝の挨拶を数回受けました。
それでも少しは、観光気分にも浸りたい#59126;

「軽井沢の恩父」と呼ばれる宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショーによって1888年(明治21)創設された・・・軽井沢で最初の教会「軽井沢ショー記念礼拝堂」です。
旧軽井沢銀座商店街を通り抜けた木立の中、ホテルから程近いところでした。

しかし礼拝堂内部は、人生の歩みに沿った様々な礼拝・共に祈る神聖な場であります。観光施設ではない為、撮影は遠慮しました。
前にある静かな庭にはショーの胸像と、1903年(明治36年)村民によって寄贈された記念碑が建っていました。
敷地内の至るところ、雨に濡れた「苔」の子供が育つ様子が綺麗だなぁと#59130; そうした分野について知識はゼロなんですけどね。

ショー記念礼拝堂の夏頃撮られたパネルを眺めた、若いカップル「今とは雰囲気が変わって、緑の濃い季節がやっぱりいいね♪」と。 はい、オバちゃんも同感です(^_^)V

奥に「ショーハウス記念館」は建っていました。

明治19年、軽井沢町にはじめて訪れたアレキサンダー・クラフト・ショーは、この地を「屋根のない病院」と絶賛し、明治21年軽井沢で初となる別荘を建てました。
建物は昭和の初めに軽井沢教会敷地内に移築されましたが、61年にショーハウス復元委員会によりショー記念礼拝堂横に復元されました。
                       
館内には、ショー氏の愛用品が数多く展示されています。 ※入館料無料



長野県軽井沢町と群馬県安中市との県境を挟んで鎮座する珍しい神社、「熊野皇大神社」を参拝しました。
オイオイ、教会の次は神社か!?・・・とのツッコミはなしで願いますね(/ω\)

江戸と京都を結ぶ中山道三大難所のひとつと言われた「碓氷峠」の頂上にあるのです。
社務所の向かって左側に御朱印の受付、門内にありました・・・県境を示す石の印も、パシャリ記念撮影#59009;
それより長年の風雨と、降雪にさらされてきた、原形を留めぬ狛犬さんの姿に惹かれてしまいまして#59126;     
                           
熊野皇大神社は碓氷峠頂上に位置する、自然豊かな軽井沢に鎮座する神社…予備知識はそれのみ#59142;
ところが和歌山の熊野那智大社、山形の南陽熊野大社と共に「日本三大熊野」に数えられているのですね。
長野県の中でも由緒正しい神社を信濃国十四社と定めていて、、熊野皇大神社もその一社。

        
社殿も社務所も2つあり、宮司もそれぞれの神社にいらっしゃいます。御朱印も異なるので全く別の神社と考えるものとか。

そして、もう一か所だけ#59025;
マイカーでも頂上付近までアクセスが可。駐車場から数分歩けば、見晴台へ到着。
碓氷峠見晴台からの夕景は、格別の美しさ。サンセットポイントとして有名だと言いますが・・・。少し開けた小さな公園があり、目的の「見晴台」でした。
見晴台までたどり着くと、そこに広がるのは大パノラマ#59130; 見晴台の標高は約1200m。

撮影時は霞がかかっていましたが・・・快晴の日には関東平野から、八ヶ岳、南アルプス連峰が望める絶好のビューポイントだそう。

見晴台からの眺望は素晴らしく、榛名山、妙義山、赤城山の上州三山や日光の連山、遠くに霞んで広がる関東平野、更に視線を移すと八ヶ岳や南アルプスの連峰と続き、そして、背後には雄大な浅間山を望むことも可能とか。

また熊野神社の境内入口横の駐車場には、「中央分水嶺」あり。
ここから群馬県側に降った雨は太平洋側へ、長野県側に降った雨は日本海へと流れていきます。それを知っただけで、自然の偉大さに感動してしまう#59125;
森を歩き、鳥のさえずりを聞き、雄大な山並みを眺めた一時でした。

                           
熊野皇大神社で頂いてきた御朱印です。
毎日30体限定の、珍しい「飛び出すしなの木神社」御朱印もありますが、一般のでも十分満足しました。
次回はようやく最後です(*´ω`*)