チェックアウト時、女将さんから珍しい人の書いた「書」があるからと、案内されて入った大広間です。

私達が利用したのは、手前の小広間「芙蓉」の間でしたが・・・。

6時からの夕食時間。
アルコールメニューの品揃えは最小限、テーブル上にほとんどのメニューが並びます。

鱈かしら?の西京漬け、優しい味わいの薄味の煮物たち、キュウリ・若布・カニカマ(笑)の酢の物。
塙町特産品の、こんにゃく。柚子が効いた茶わん蒸しも上手に蒸してあります。中身は小エビ入りでした。

お造りは鮪、ブリ、白身魚の3種盛り。お刺身は下に氷パックが敷いてある心使い(^^)/

メインの陶板焼きにはなわ牛。ご主人と息子さんが直営牧場「ベルファーム」のオーナーだけに、宿でも良いお肉使ってます。 ステーキプラン、すき焼きプランでなくても十分に感じました。

茄子、ピーマン、海老、舞茸、さつまいもの天麩羅盛り合わせ、夫は何時ものビールで、瓶ビールをもらいます。私は矢祭町「矢澤酒造店」の「南郷」で。


「今日は節分だから、海苔巻き付きなんです」と、お手伝いの方。

その後、ご飯とお味噌汁を勧められましたが、ふたりしてアサリと若布の味噌汁だけを希望。それでも、お腹ははちきれそう。素朴な内容でありつつもボリューム満点です。
凝ったもの、高価な食材を使っている訳ではありませんが、ひとつひとつ美味しくいただきました。
      
デザートは、ビッグサイズの完熟スカイベリー♪

到着した時から敷いてあるふわふわお布団。 夕ご飯後はお腹いっぱい! 速攻寝たいところながら、食休みでゴロゴロ♪  もう一度入浴して寝たいので。
自宅のベッドでは電気毛布を使っていても、朝起きた時は冷えを感じるのが普通なのに。それが温泉の力って偉大ですね#59125; じっくり温まった身体で熟睡です#59137;

早く寝た翌朝は5時半に起きてしまいました。6時を待って、浴室へ。#59127;気持ち良く浸かっている間に、外が明るんできたのがわかりました。


そして7時半からの朝食です。朝も同じ席で。
前夜あれ程お腹いっぱいになったのに、いそいそ向かってしまうのは不思議ですね。やはり誰かに作ってもらい、食べるだけなのは気分が違います#59126;

テーブルを見て、唖然!一升炊きジャーがドーン!

朝食もシンプル、素朴さの中にもご飯のお供は色々、私までお代わりをしてしまいした。


焼き鮭の隣の茶色い小鉢は、小ジャガイモの「味噌ころがし」でいいの?田舎ならではの素朴な味わいが良いです。
玉子メニューは、ハムエッグにポテサラ。もう一組のお客さんの方にお子さんがふたりいたからかしら? 私はこの宿の厚焼き玉子が食べたかったのですけど。
デザートは、アロエ入りヨーグルトにブルーベリーでした。
写ってはいないが他に納豆、焼きのりと、贅沢過ぎない普通の内容です。これまた写ってませんが朝夕共にお漬物類も、どちらも美味しい。

それから女将さんのお年を伺い驚きました。私と6歳しか違わないとは!? 
小ぢんまりとした民宿の、標準的な過ごしやすい部屋で、心地良い週末の一晩が過ごせました。
2月3日(土)より一泊、23000円より6000円引きで17000円。アルコール代金は別途。リーズナブルな一泊です。

それでも一年半前くらいまでは@8000円台で泊まれたとの事。2000円程のアップだったそう!?
こちらの宿を知ったきっかけは・・・以前にも書きましたけど、埼玉からカブに乗って、ご夫婦であちこちのお宿に泊まって楽しまれている「おにぎりさん」のブログからでした。
夫が女将さんに尋ねたところ、「おふたりの予約も、近い内に入っている」との事。ほぼ毎週、どこかのお宿に泊まりに行っているのではないのかしら。
おにぎりさんブログファンとしては、お会いしたかった#59138;
お宿を後に、駐車場から眺めた風景は・・・

山の上と言うか、周囲は何もないところに建つ一軒宿です。
                      
お庭をニャンコが歩いている様子に、夫が「おいで~~」と声掛けしましたけれど、フルスピードで逃げられました#59144;
福島県内には数多くの有名、無名の温泉地があります。その中でこのような知る人ぞ知る温泉宿を訪ねるきっかけとなったのは、おふたりの温泉ブログを読んでいたからです。
アットホーム温泉宿として、今回も気持ちの良い滞在となりました。
この時の旅日記は、次回で終わります。