日曜日に息子夫婦とランチを食べに行ったところは、お隣の鹿沼でした。
そこの市役所のすぐ近くに、ネコヤド路地という小道があります。
私は以前、日曜日に開催されている「ネコヤド市」には行った事があったのですけれど。
ここには知る人ぞ知る名店が、「食べログ」においてもかなり高評価なお店「フレンチベジタリアンアンリロ」さんがあるのです。
お嫁さんのMさんは、都内の催しものでこちらのお料理を食べてから・・・すっかりお気に入りになってしまったようです#59117;

私が以前、「ネコヤド大市」へ行った時の日記は(こちらへ→)
店の駐車場のところ、路地裏に迷い込んでしまう手前にたぶん手作りと思われるブルーの看板があります。
その先には丸い傘の外灯や、古い木のベンチ。ベンチのところの看板の文字「○○ホモ牛乳」が笑えました。
子供の頃、この「ホモ」って受けませんでした?#59120;
どれを見ても、こんなのまだあるんだ~~って思ってしまうものばかり。
丸い傘の外灯で思い出すのは、映画「となりのトトロ」の中で、さつきとメイがお父さんの帰りを待つバス停です。
ふたりがバスを待っている間に辺りが暗くなって・・・・いつの間にかこの外灯がつきます。そしてそこに猫バスにやってきて二人は乗せてもらいます・・・・子供たちが大好きな・・・大人だって忘れられない名シーンですね#59126;

アンリロは野菜にこだわっていて素材そのままの味を大事にしている、野菜がメインディッシュのカフェ。
雑誌「自休自足」にも登場するくらいだから、出るお料理はお野菜中心のヘルシーメニューです。
平屋の古民家を改装したお店は手作り感がいっぱい。
古民家といえばカッコイイけど、私は掘っ立て小屋みたいな感じって思ってしまいます#59142;でもこういったのが都会の人には人気なの#59139;
事前に1時に予約して行きました。予約しなくても待てばなんとか座れますが、店内は満席状態でした。


ランチは「アン1100円 ・ドゥ 1400円・ トロワ1700円」の3種類、お安い方からワンプレートランチ、パスタランチ、コースメニューとなっています。
私とMさんの女性陣ふたりは、せっかくなのでコースメニューをオーダーしましょう。

ル・クルーゼ゙の小さなお鍋に入った野菜のスープに、アンティパストは三点盛りで。
手前から、大きなレンコンフライ・色々なお豆類のホワイトソース。
蕪のスープ煮、ウドは梅酢?イチゴ酢?で味付けしてあります。下に添えてあるフルーツと合うお味でした。
奥の細長いグラスの中は大根とキノコのマリネ、ここでも下の方にグリーンの野菜ソースが。

次に来るメインは、フキノトウの入った味噌そぼろご飯です。
ご飯の上には甘辛く炒めたお味噌がのっている。す揚げされた丸のままの菜の花はパリパリ#59125;
フキノトウとシイタケがプレートにのって、細長いねぎも添えられています。
綺麗に盛り付けされた前菜は、口に入れると手がかけられているのがしっかりと解る味。
県内の高等学校の調理科を卒業後に広尾にある超有名レストランの「レストランひらまつ」でフランス料理の基礎を学んで、その後にこちらのお店を開いたオーナーシェフはまだとても若い方です。
毎週家に来てもらっている訪問マッサージのお姉さんが、高校の同窓生だと言っていました。

夫と息子の方の最初は、モリモリの葉っぱサラダ。こちらの見た目も美しい。

上の葉っぱを食べ始めると・・・あらびっくり#59131;
大きなジャガイモ、大根、にんじん等が次々に登場して!中に隠れていたキャベツにだって、それだけにちゃんと味がつけられている様子です。
次は、パスタ。
ブロッコリーとトマトのパスタだそうですが、キノコも入っているからキノコ嫌いの息子はかなりビビッていた模様#59122;
どのプレートも、素材の味が上品に楽しめました。
〆はコーヒーor紅茶に、抹茶のケーキ(フルーツがチョッピリと、生クリーム付き)
小さめのカップに入った食後のコーヒーには、何種類かのお砂糖やシナモンスティックの砕いたもの、ラム酒などが付きます。

スタッフさんはきっとどなたも本当は忙しいのでしょうけれど・・・笑顔を絶やさずにサーブする感じも悪くなかったと思います。
お隣のテーブルは赤ちゃん連れでしたし、子供用ランチもありますから、子連れでも温かく迎えてくれるお店なのでしょうね。
ただ前菜ののったプレートが小さくて、レンコンフライが切りづらかったかな。
カラトリーが懲りすぎていて使いづらいものでしたから、私はほとんどをお箸で食べてしまいました。

アンリロさんといえばやはり「 ニンジンのフライ」、一度はその甘さを味わいたいもの。
でもそれよりも、次は二号店のワインをメインとしたビストロ「Le Perican Rouge(ル・ペリカンルージュ)」へ行ってみたいな#59125;
ワインを飲みながら、アラカルトでお料理を頂きたい#59119;