変わらない日々を過ごす間に季節が巡って・・・・ようやく風薫る五月と、感じられるようになりました。
咲き始めたと思う間もなく、もうところどころが茶色く変色し始めているモッコウバラ。
もう遅いとは思ったけど、午前中のお散歩にカメラを下げて撮ってまいりました。私が写真を撮っていたら(川沿いの空き地に植えられています)・・・そのご近所の奥さんが、「もう終わりですね。こうなってくると、だんだん汚くなります」
「奥さんが植えられたものですか?」
「この花はあっという間に大きく育って、手間いらずでとても丈夫なものです」って#59125;

多くの人に愛されてやまないバラの季節も、もう間もなくのこと。しかし美しいものにはトゲがある#59132;
そんなバラの仲間に関わらず、トゲのないバラの花・モッコウバラ。
小ぶりな八重の花は、淡い色調が上品に思えます。今日の青空にも、しっかりと映えていますね。
白のモッコウバラは良い香りが・・・それで、木香(モッコウ)バラなのです。

近所の小川です。
ここは田んぼへ引く時だけ水が流れる、季節限定と言えるもの。それでも水の周りには、初夏を先取りしてアヤメの花が咲いていました。


次は、家の小さな庭です。
ヒョロッとした茎の先に咲く淡い青色の花。その様子が可愛くて、清楚な愛らしさが感じられるブルーデージー。
開花が終わる頃、その花びらはクルンとカールします。

お次はピンク色の変わった形に、先だけが白い花。カーブした枝にぶら下がるように咲く様子が、鯛を吊り下げたように見えることから名づけられたタイツリソウです。
一昨年、知り合いの方から頂いて、庭と鉢に植えました。
その二箇所のタイツリソウが今年も芽吹いて花が咲きました。今日は風があるから、ずっと枝ごとゆれ続けていました。

右端はオダマキです。
オダマキの花色も、ホントに様々・・・この紫がかった色が最も多く思いますけれど・・・他には白、ピンクの混じったものもあるのです。
庭で咲いたジャーマンアイリスもツツジも、あっという間に終わってしまいました。
次に咲き始めるのは、バラですね。


知り合いの方から先週、この可愛い花器を頂きました。
息子さんの奥さんが、県内の馬頭町の窯で焼かれたものとか。

活けてあるタンポポやカラスノエンドウ、ツルニチニチソウと比較する事でお解かりと思いますが、これは本当にミニサイズ、でもそこがまた良いところ。
他にも家の中にあるのは、スズラン、それから4月の始め頃から咲いていたシャガ。どちらも真っ白で、ひっそりとしたムードを持つ花たち。家の住人に似ているとか?それはない?
家の周囲だけに限っても、こうした季節の移り変わりって感じられるものですね#59125;