新潟は日本海側に位置するものの・・・関東からも比較的行きやすいところだから、これまでに何度か遊びに来ていたところでした。
市内の観光名所は勿論、「日本海夕日ライン」と呼ばれる新潟市内から柏崎市まで繋がる国道402号線のドライブコースも何度か通っています。
前回時の日記はこちらへ#59098;http://plaza.rakuten.co.jp/hana7899/diary/200904210000/
この度は賑わいのある市街地を離れて、歴史のある老舗の佇まいに風情があると言う「内野エリア」へと足を伸ばしてみました。
しかし駅前通で開催される露天市は、元日とあってお休みです。

新潟で初詣と言えば、真っ先にその名の挙がるのが「彌彦神社」です。
とてもそんな人の多いところへと行く気にはなれませんでしたので、この近くにある「静田神社」で初詣を済ませていくことにしましょう。


この神社は、新川と旧広通江が合流する中州に鎮座しています。
明治の中頃に子供たちの溺死が多かったことにより、その祟りを鎮めるために創建された神社だそうです。
元日に関わらずこの時は私達だけの貸切で・・・そう、これが良いの#59125;
それでも帰路に着く前に、二組ほど地元の方なのでしょうね。お参りされる方とすれ違いました。
地域に根ざした地元の氏神様は、「にいがた百景」の中のひとつ。
水と緑に囲まれた静寂な空間に、感じられました。

神社近くには、江戸時代に作られたと言う河川の立体交差「水路橋」もありました。
               
河川の立体交差とは、川が別の川の上を横切って流れているものの事。
この立体交差は人工的なものですが、江戸時代に度々起こる洪水に悩んだ農民の強い要求により西川の下に新川をくぐらせる大工事が行われたのだそうです。
ここにも歴史的な背景があるのですね、案内板には二つの川の役割の変化が説明されていました。

冬の新潟は暗い空、そして吹雪。海は常に荒れ狂う大波というイメージが強く思います。
しかし私たちの訪れた新川と内野その周辺は雪は降っていませんでしたし、砂浜の続く小さな静かな町なのでした。
それにつけても思うのは、この海の先にある佐渡島のこと。
夫は随分以前に訪問済みながら、私はまだ足を運んだことがありません。
前回の信濃川クルーズの船に乗車する前、信濃川ウォーターシャトルの発着場側にあった佐渡汽船の乗船場はすでに探検済みなのです。
「今度、新潟に遊びに来るときには絶対に佐渡に連れて行ってね」と念押しすることを忘れない私なのでした。
何もないと聞いてはいても・・・豊富な日本海の海の幸をお腹いっぱい食べて、あのジェンキンスさんと写真を撮ってこなくてはね#59144;


さてさて、今夜のホテルはJR新潟駅前のアメリカに本社を置くホテルフランチャイズの中のひとつ「コンフォートホテル新潟」です。
コンフォートホテルはGWの山形県天童ですでに利用済みだから、安心そのもの。
こちらも真新しい建物、お部屋も決して広くはありませんが機能的で使いやすいものと感じました。

宿泊代金とは別に1泊1000円の駐車料金はかかりますけれど、それでも元旦からこれでいいのと思わず言ってしまうような低料金での宿泊でした。
ホテルのサイトはこちら#59098;http://www.choice-hotels.jp/cfnigata/

一休みした後は、上越新幹線最終便の到着に合わせて24時10分までの点灯されるという「NIIGATA光のページェント」を見に行ってみましょうか。