二日目の宿は、JR高岡駅前の「ホテルセブンセブン高岡」です。
このホテルは色々な意味で面白かった、笑える経験をしたところでした。
チェックインをして暗くなる前に、一ヶ所だけ観光して来ました。それほど関心があるわけではないものの・・・少しは旅行気分も味わいたいのですから#59025;
     
             
歴史上では奈良、鎌倉に次ぐ、日本三大仏のひとつ高岡大仏です。
高さ約16m、重さ約65トンとスケールの大きな銅製の大仏様でした。

この日の宿泊は値段が値段なだけに期待は全然なかった、それどころか「もう、何も言えない」状態なのでした。


案内された部屋はぱっと見「狭っ!」と感じるもの、しかし値段相当とも思えます。
古びた室内、置かれている什器やブラウン管テレビから受ける古さは否めないもの#59142;それでも泊まってみると必要十分でした。
部屋の窓からは、ほら!立山連峰の雪景色。そして風情ある高岡の家並みも見えます。
ホテルはこちらへ#59098;http://takaoka.zening.info/hotel/Hotel_Seven_Seven_Takaoka.htm

早速、ブリ刺しを頂きまーす。


養殖ではない、天然の氷見ブリです。
スーパーで売っているものとはいえ、さすがに地元の寒ブリともなると結構なお値段がするのですね。
濃厚だから脂がキラキラ輝いています。勿論くさみなどは全くなくて、口に入れた瞬間にとろけてしまいました。まさにブリトロ状態なのです#59125;

その隣はアップのし過ぎでよくわからないかと思いますが、地元の人たちに愛されるかぶら寿司。
かぶら寿司は塩漬けしておいたかぶら(カブ)の輪切りに寒ブリの身をはさんで、麹で漬け込み発酵させたなれずしの一種です。人参の千切りは彩りのようです。
石川県の郷土食として知られていますけど、富山県でも食されていてこちらには鯖がはさんであります。
早速に、プレモルを一杯!どれも美味しいです。つまみとしても良いですね#59028;


この夜の夕ご飯です。なんだ、カレー?って思ったでしょう。
だってこちらのホテルはこの夕食・無料朝食の二食付きで、ひとりあたり#59139;なんと驚きのお値段!2500円!!
駅前なので、そこに駐車場代は別途かかるものの・・・破格の安さですから、行く前の私は心配で、心配で仕方がありませんでした#59120;
夕ご飯はカレー食べ放題に、プラスカルビ丼、豚生姜焼き等の小皿のチョイスも出来ます。サイドメニューもコンビニのお弁当並みと言えるものばかりでしたけれど、インスタント味噌汁、温かいスープやコーヒーの用意もされていました。

朝食は、ここはコロッケ消費量日本一とのことで「高岡名物のコロッケパン」。
バンズ、クロワッサン、レーズンパンなどのパンに、三種類の中から好きなコロッケを選んで挟んで食べます。一応、フルーツもあったかと。
確かにお部屋、バスルーム共に古くて狭いです。
それでも朝と晩共おなかいっぱい食べて、この価格はありえないと言うもの#59133;
寒くて二人とも飲まなかったけど、ジュースとウーロン茶のウエルカムドリンクだってあるのさ。

宿泊した感想としては・・・
部屋&居心地の良さ☆接客☆☆立地も☆☆。CPは当然☆☆☆☆
浴衣は行く前はないと思われていたのです。でもベッドの上に、ちゃんとワッフル地の白いガウンが用意されていました。
ただ寝るだけと割り切って贅沢を言わなければ、非常にお得なホテルだと思います。
ハイピークシーズンに関係なく、予約した○らんのポイントまで使えたCPの良さは感動ものでした。



こちらもホテルからすぐのところにあった、「国宝 瑞龍寺(ずいりゅうじ)」です。翌日、行ってみました。
早朝のためか、私達の他には観光客の姿はありません。
加賀藩二代藩主・前田利長の菩提寺だそうです。



積雪の多さから、一番奥までは行けませんでした。
しかしこうして見ても感じられるように・・・総門・山門・仏殿・法堂を一直線に配した伽藍構成は美しく、その豪壮さには圧倒される思いがします。
 
                   

様々な角度から、江戸初期の禅宗寺院建築の見事さを感じることが出来ます。
そのHPはこちらへ#59098;http://www.zuiryuji.jp/

高岡市内から日本海側の新湊までは、万葉線と呼ばれる路面電車が走っているのです。雪国にふさわしく赤や黄とカラフルで可愛らしい車体でした。

私達も日本海まで万葉線と競争だ!また、日本海を見に行きたいの#59144;

もう少しで旅の半分になりますので、もうチョッと我慢してお付き合い下さいませ。。。