先日まではまだ硬い蕾だったソメイヨシノ、ついに県内の各地で満開になりました。
自宅からほんの近くのところで咲いていたものです。
この花は数ある桜の中でも最も身近に咲いて、だからこそ愛され続けている。


木へんに春と書く椿。日本産だけでも2000種以上はあると言われる魅力的な花です。


「赤色系の斑入り」次は一般的な「オトメツバキ(乙女椿)」に「ヤブツバキ(藪椿)」
このように少し歩いただけで出会った、椿の花の色と形は多彩で、多様。
ツヤツヤした葉はしっとりとして落ち着いていて、次々と落花する様子も素敵なのです。そしてその後には、青リンゴのような小さな椿の実が生ります。

住宅地の中に見つけた、満開の梨の木?です。
         

果樹園のものと比べたら、比べものにならない大きな樹木。それからあまりにも沢山の花つきの良さから???なのですけど・・・
この時期の桜や濃いピンク色の花・桃と同じ、バラ科の植物に違いはありません。


よく見れば・・・真っ白な花弁、花の中心部やおしべ、軸部分の緑色からは風情が感じられます。


余震、原発、放射能漏れと・・・心身ともに疲れきり、緊張しながらの日々。
あの日からは、なんとも言えない日常生活が続いています。
毎日の中で常に頭の片隅から離れないのは同じでも、一ヶ月が経ってとりあえずは安堵したのだけれど。
しかしまた、続いている。

自然とはいえ絶えず脅かされる毎日は落ち着かず、前向きに生きようとする気持ちも萎えてしまいがち。
生きていれば色々あるのはわかってはいるものの・・・常に冷静でなんかいられない。

思うことの多さ故、眠れない長い夜を過ごされている方は多い事でしょう。