次のお泊りが決まったところです。…書き始めれば限りがないものの…このシリーズも後二回で終了の予定です。
この日遊んだのは、北アルプスの麓一帯に広がる安曇野でした。

            
長峰山から、パノラマを一望。

北アルプスの山並みを背景として伝統的な文化が息づく街、松本。
そこは連続テレビ小説「おひさま」の舞台となっています。松本市内、塩尻から南にある「奈良井宿」を中心にして行われた「おひさま」のロケ。安曇野ロケで収録したシーンはドラマ中、随所に出てきます。
澄んだ空気と、一年を通して清涼な水が湧き出る安曇野は・・・夏には特に最適なところに思えるもの。
綺麗な水を利用したわさび田、最もメジャーなところしては「大王わさび園」があります。
そこ以外にも以前、私と母はツアーのサービスとして安曇野の明科にあるわさび田で、大きな山葵を株ごと引っこ抜いた事があるのです。

しかし今年の夏の暑さ!この時はどこへ行っても暑かった!!
暑いだけに素晴らしい青空です。
元・山男であった弟が、「せっかくだからどこか高いところに上って、常念岳や北アルプスの山々を眺めよう!」って。
松本の市街地からでもそれは眺められるものの・・・以前訪れた、安曇野を見渡せる見晴らしの良い「長峰山」まで足を伸ばしてみました。
明科駅の背後にそびえる標高933mのこの山は、山頂まで簡単に車で行くことが出来ます。

この辺りの観光ポイントとして観光客が必ず立ち寄るのは「大王わさび園」です。
大王わさび園のシンボルとも言うべき水車小屋のある風景は、黒沢明の映画「夢」のロケで使われました。
駐車場の脇にちょうど川が流れていて、そこに水車小屋が点在しています。
あまりの人の多さで疲れてしまいそう…なので、立ち寄りするのはパスしてしまいましたが。
大きな川は松本まで通じる犀川の流れ。
水車の脇を流れているのは安曇野湧水だそうです。そこに撮影用のセットとして「陽子の店」らしい建物が建っているのも見えました。



常念岳や槍ヶ岳、燕(つばくろ)岳。中でも常念岳は安曇野のシンボル的存在となっていると言う。
この山々のはるか向こうにあるのが、白骨温泉や上高地です。

長峰山からは北アルプス南部の山々が間近に見られ、そこには雄大なパノラマが広がっています。

            
北アルプス、安曇野を楽しむ…私たちとは全く関係のないカップルの姿なのでした。



お昼に食べたのは、長野ですから勿論、信州蕎麦です。
適当に入った道路際のお店でした。店内にも「おひさま」のポスターが貼られていました。

自家挽きのお蕎麦にこだわる店らしい・・・
細挽きを頼んでみました。しかし出てきたお蕎麦はそれ程美味しいものではなかったような。

出汁の味が感じられないたれの味もいまいち、麺もボソボソです。少しは滑っこさがなくてはね。
これだったら、栃木のお蕎麦のほうが美味しいかも!?

ドラマによく出てくる蕎麦畑、茅葺き農家もある安曇野の農村など、「おひさま」では美しい昭和の風景が上手に再現されているんですね。
「おひさま」はこちらhttp://www9.nhk.or.jp/ohisama/

この日には、安曇野の美術館、歴史ある松本城へも行ったのですけれど・・・・それについては、また後日。
長野県内でも有数の高原道路「ビーナスライン」を通り・・・
退院直後温泉プールで連日特訓をした鹿教湯温泉を過ぎて、宿のある別所温泉へと参りましょう!



美ヶ原高原でも撮ったものの・・・どれも急いで撮ったものなので。
一昨年の8月に撮ったものを代わりにアップしておきます。