タイランチを食べて、もう一軒お買い物をしてから…ずっと実家でのんびり。
ゆっくりと母の作ってくれた夕ご飯を食べてから帰ってきました。

…で、終わりのはずが…

          
昨日の朝、ドーンと届いたお荷物があるのです。


中身は、こちら!!大物のアマダイに、高級魚ノドグロ。


茅ヶ崎に住む夫の友達が送って下さったものです。
彼は会社の先輩であり、夫の釣りの師匠でもあるのだ。
私がダウンしてしまってから、それはすっかり遠ざかっているものの・・・
その前には、西伊豆の戸田港で一緒に海釣りをしていたのでした(現在、戸田は沼津市です。)
今は私のために行けなくなってしまった夫。しかし師匠は釣りたての新鮮トレトレをゲットすると、こうして年に数回は送って下さいます。ありがたいことです。

それにしてもこれ程大量の高級魚、とても二人きりでは食べきれません。
そこで実家の母に電話をして、「お魚を美味しく食べる」部隊要員として急きょ参加を依頼したという訳。

いやらしくも、それぞれにアップ!


ノドグロの正式名称はアカムツ。
赤い色をしたムツの意味。「むつ」とは「脂っこい」ことを言うのだそうです。
日本海側ではノドクロ(喉黒)、一般的にもノドグロで通っているかと思います。
そこでシツレイ、お口を無理やりにこじ開けてみました。側にあるのはプラ定規です。
ネーミングの通り、中は真っ黒々#59133;
体長約30センチ。お腹周りは25センチほど。中サイズのノドグロちゃんです#59130;

言わずと知れた「幻の高級魚」とも呼ばれるノドグロは、内陸の我が家の方では食べられる機会はほとんどありません。
あるとしても割烹や高級料亭で。それも一人あたりにしたら2~3切れと言ったところでしょう。



正式名アカアマダイ=アマダイも、関東では現在もっとも値段の高い魚のひとつとか。
市場においても、キロ当たり10000円以上と言うことも珍しくない・・・・非常に高価なお魚。
京料理に欠くことの出来ない高級魚は、色合いからして普段見慣れている鯛とは大違い、色鮮やかで美しい。 独特の光沢のある姿は気品さえ感じられますね。
さすが徳川家康の大好物だったというだけのことがあります。


頂いたお魚は、即!近所のスーパーへ。
早めに帰宅してもらった夫と一緒に、三人でもって出かけました。

そして、めでたく、デケタ!!


他にも、昆布締め用に二柵。頭の部分もシッカリ頂いてきました。





美味しいお造りをこれでもか!?と言うほど口にしたのは、幸せな一時であった・・・と言えましょう#59117;
ア~~ンして・・・お口に運ぶと、どちらも甘~い!
ノドグロの味わいは「白身のトロ」と・・とも言われるが、脂が口の中でとろけるような感じはまさに当たっていました。クセのない美味しさです。

水っぽさからお造りにはあまり向かないと思われているアマダイ。しかしそんな事はありません。
こちらも適宜に脂がのっていて、その割にはアッサリとしているからいくらでも頂けてしまいました。
どちらも、冬に美味くなる魚。この寒い時期ならではの高級魚です。上品で深い味わいは、他にはないものと思えてしまいます。


先月、山梨県の石和のワイナリー購入してきたワインです。
先程のアラは、潮汁に。とっても良いお出汁が出てこっちもウマ~イ!
ノドグロの頭~尻尾までシッカリと残してくれたから、これも捨てずにアラと一緒にノドグロの鯛めし風炊き込みご飯にしようと思ってます。

西伊豆に同行した時には、ノドグロのお造り。そして焼き魚もクロムツなのでした。今思うと…何という贅沢!
もう少し良くなったら、また一緒に行こうかな。
昨夜はそんな事も思うほど、美味しい夕ご飯でした。
小一時間で、母と二人でフルボトルを開けてしまった私。昨夜は何時になく酔ってしまって、お風呂にも入らずにご機嫌で寝てしまったのです。