さくらんぼ狩りでお世話になったのは、小野川から米沢への途中にある佐藤果樹園さん。泊まったうめやさん繋がりです。

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こちらの果樹園、さくらんぼ狩りが出来るのは予約客のみ。1日限定30組。
だから団体さんと一緒になる事はないのだ#59144;安心して食べられます。
しかし時期が遅かったみたい。
例年なら行くのは6月最後の週末なのだけれど、今年はあいにく夫が仕事で7月に入ってしまっていたのだから。
それでも、宿の女将さんに「まださくらんぼは残っているのでしょうか」と話をすると、「予約をされていれば、その分の木は残っているはずです」との事。


つば広の帽子にストール、曇りでも日焼け対策は万全でございます。なーんて、ただおばちゃんなだけ#59142;


さくらんぼ狩りのピークはすでに過ぎ去ってしまっていたみたいです。
この日に狩りが出来るのは、ナポレオンだけとか#59136;赤い実が前夜の雨で濡れていました。


ナポレオンは、18世紀初期からヨーロッパ各国で栽培されていた品種。
ナポレオンというイメージから来るように、大粒で締まりがあり、ほのかな酸味とともに甘さもタップリありますって・・・。
完熟したナポレオンは完熟した佐藤錦よりも美味と評する専門家もいるほどだそうです。


佐藤錦の親にもなっているように育種には欠かせない品種のナポレオン。

さくらんぼは収穫前に雨に降られると裂果してしまうから、生産者はビニールがけの雨よけテントで雨の被害を受けないように注意を払っている。残念ながらナポレオンも、雨には勝てないそうです。


それなのにこの冬は何時にない積雪の多さ、あまりの雪の多さでさくらんぼのビニールハウスが潰されてしまったと、佐藤さんが教えてくれました。
その上この春は全く雨が降らなくて…これ程、佐藤錦の時期が短かった年は初めてなんです。生りはじめも遅ければ、生っていた時期もあっという間に終わってしまった。。。

             
6月中・下旬に出回る晩生種のナポレオンは、アメリカより輸入された・・・・。
今やスッカリ代表的品種になった佐藤錦のお母さんなのです。
山形県を中心に今も生産されていますが、子供である佐藤錦に押されてしまい数はかなり減ってきています。
しかし粒は大きく、口に入れてみると歯ごたえも良くて、甘い。それでいて少し酸っぱさもあるのだから・・・佐藤錦と比べても、遜色のない味のさくらんぼだて思いました。


山形県内でも、佐藤錦が終盤にかかった6月下旬から多く出回るとか。
名前は勿論、かの有名な人名のナポレオンから。
ナポレオンは生食よりも缶詰などの加工用として多く用いられるとの事ながら・・・
完熟したものはとても美味しくて、根強いファンの多さも納得です。

今年はこれまでお世話になっていた東根のさくらんぼ園とは違ったところで食べてみたものの、これはこれで美味しく頂けましたし、楽しい時間が過ごせました。
朝ご飯を食べてからの大量のデザート・さくらんぼで、私達二人のそれでなくとも立派過ぎるお腹はもうはちきれんばかり#59142;
今回も、ご馳走様でした。

でも、これで終わりではありませんから・・・
続きの福島編をお楽しみになんて#59125;別に楽しみじゃないか#59136;