目的のお釜は、蔵王エコーラインからさらに蔵王ハイラインをたどった先にあります。



緑濃い森を抜けて行く先には、火山地帯特有の赤茶色い色をした地面に大きな石ころがゴロゴロ。
はるか遠くの山には白い雪渓の残る部分も見えました。


場所は宮城県刈田郡蔵王町(蔵王エコーライン間)。蔵王エコーラインは冬期間11月~4月は閉鎖。



エコーライン中央付近からはリフト(有料)か、蔵王ハイライン(有料)でお釜に到着。
両方ともで、往復料金は500~700円ぐらい。



以下は、蔵王町観光協会のサイトより・・・
蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖。
釜状なので「御釜」という名前がつきました。
湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気。冬の樹氷と共に蔵王の象徴となっています。

今まで26回の噴火を繰返し、最近では明治28年2月15日に噴火しました。
昭和14年に測深した当時は深さが63mありましたが、五色岳断崖の崩壊により年々埋まり、昭和43年の測深時には最大深度27.6m、平均深度17.8m、周囲1,080m、東西径325m、南北径325 mでした。

湖水は強酸性のため生物は生息できません。水温は表面から10数mの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖です。
太陽光線の当たり方で様々に色を変えるため、「五色湖」とも呼ばれています。南西から流れ出て濁川となり、賽の磧の北側を迂回して太平洋側へ流れ出ています。


お釜はいつも多くの観光者が賑わっています。が・・・

一昨年の9月初めの訪問時には、濃霧と強風で身の危険を感じた経験をしてしまいました。http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2010-09-13

さて念願のお釜の景色を堪能後。
特に行きたいところもなかったのだから・・・
その夜の宿へと参りましょうか。


県境を越えると、そこは山形県の上山市。

泊まるのは蔵王温泉の中でも、居酒屋さんの二階が宿泊施設となっている…ある意味、パラダイスな宿なのであった#59130;
続く。。。