ファミリー、若者グループ、カップル・・・数多くの人が撮影をしていた「たつこ像」です。
美しい田沢湖をバッグにして、ここは撮影スポットの中でもやはり鉄板のものに思えました。


こんな田んぼアートを見た後、最初に行ったのは・・・

秋田県仙北平野の北端に位置する、歴史ある武家屋敷と桜並木の美しさが名高い「みちのくの小京都」角館。
中央部を流れる桧木内川と玉川にはさまれた町並み、静かなたたずまいで連なる武家屋敷。
しかしここは、枝垂れ桜の咲く季節に訪れたいもの#59130;武家屋敷通りの黒塀にかかる、ピンクの桜の鮮やかさ!
今回が三度目の訪問となる私、時間の関係もあり武家屋敷通りは省略です。

上質な「塩麹」を求めて、これまで未訪問であった「安藤醸造 本店」へだけ足を延ばしてみます。


明治時代中期に建てられたレンガ造蔵座敷(角館町指定文化財)で知られている安藤醸造本店は、外町(商人町)下新町にあります。
外町は木造の店舗が密集しており、明治期まで度々大火に見舞われました。 そのため当時冠婚葬祭用として重要な役割を果たしていた座敷を火災から守ろうとして、外装をレンガ造りにしました。


西宮礼和筆のふすま絵を施した内部は無料で公開されています。
収納蔵として使用していた黒しっくいの文庫蔵は休憩スペースとして使われているのです。
お味噌・醤油・漬物の試食も用意されていました。どれも良いお味。塩麹は勿論ゲット#59028;

以下、コピペながら・・・
享保の昔から地主として角館に住み、小作米としてはいってくる米の一部を原料として味噌を醸造しあわせて醤油も造るようになりました。
農地解放、専売制度などにより、現在では味噌醤油、漬け物の製造を専業としており、代々伝えられてまいりました伝統の味を守り続けております。

この後あまりの暑さに負けて、すぐ近くの「西宮家」さえ行かずにしまったけれど・・・
数多くの文化財が点在する角館は、町全体が貴重な歴史遺産そのものでした。

田沢湖方面に向けて、一路車を走らせまます。
走る山中から突然現れる・・・瑠璃色の湖面と「たつこ姫伝説」に彩られる田沢湖は、日本一の深さを誇る湖。


この場所は正に絶好のロケーションです。ご覧のように美しい田沢湖の姿を目にすることができました
田沢湖&たつこ像とのご対面は、実に約30年ぶり・・・。息子が幼稚園に入る前のGW,,親子で男鹿半島まで足を延ばした、その途中立ち寄りをしたのが前回のこと。


水深日本一を誇る「田沢湖」です。ほぼ円形の湖の周囲は約20km。
瑠璃色の湖面に映る「たつこ像」は、本当に神秘的です。
ブロンズ像だが金粉の漆塗りで、1968年(昭和43)に完成。


湖のすぐ淵からも、湖面の下を泳ぐ沢山の魚影を見ることは出来ます。
餌を与える子供達の姿も見られました。

水深423・4mという日本一深い湖。独特なムードをたたえた湖は表情豊かに、訪れる人々を楽しませてくれるのでした。
瑠璃色といわれる美しい青は、果てしない深さを思わせて神秘的。そしてそこでの主役は、永遠の美貌を望んで龍に変身させられたと言われている「たつこ像」。
これってなんだかコペンハーゲンの人魚像みたい、って、人魚姫の像を実際に見た事はありません。。。

田沢湖の神秘的な美しい表情を、ウン十年ぶりに楽しみました。

忙しいけれど…次の目的地、岩手へと向かう事にしましょう#59144;
秋田まで行って、乳頭温泉郷へは行かないのって?
乳頭温泉の、鶴の湯、妙の湯はもう以前に行ってしまっているのです~~