福島県の面積は13,782平方キロメートル。全国では、北海道、岩手県についで3番目の広さだそうです。
そんな中今回もたいした観光もなく、って観光らしきことは全くなくただ走って帰って来てしまいましたが・・・
よろしければ、ドライブの後半をどうぞ。

震災による東北地方の観光客の減少への対策企画である「東北博覧会」http://www.visitjapan-tohoku.org/
その東北博覧会専用パスポートに捺されるスタンプを求めて向かったのは、福島市。正確にはJR福島駅でした。
駅の駅前ロータリーってこんなに広々としていましたっけ?構内も、心なしかガランとしています。


と言っても、ここ福島駅に降り立った経験は二十年くらい前。
小六の息子と親子3人で「青春18キップ」を利用して、仙台の七夕を見に行く途中に乗り換えの時間があったから降りたのがたぶん最初で最後の事かと。。
福島市には、桜で有名な「花見山」があることから、一度は見に行きたいと思いながら・・未だその願いは叶っておりません。
郊外の高湯温泉付近や、フルーツラインはよく通っているけれど・・・。
駅二階の観光協会で、この日3個目のスタンプをゲット#59133;

        
この日もせっかくなので福島産の桃を買って来ました。
次の外出を控えての節約旅なので、この時もお土産らしきものはたったこれだけ#59142;

次の目的地は会津若松です。
しかしここでも高速にはのらず、土湯温泉、中ノ沢温泉付近経由で。


山間にそっと佇む温泉街では雨に降られたものの、目にしたのはホッとひと息する光景でした。



広がる田園では頭を垂れる稲穂を見つめて、またその合間に点在する真っ白な蕎麦の畑を車窓から眺めて・・・秋蕎麦の花がちょうど見頃を迎えていたのです。

         
福島県の昨年の蕎麦の収穫量は全国第二位。お蕎麦の一大産地なのだそうです。


猪苗代から、これから向かう会津若松を望んで。付近はもうすっかり秋の気配が濃厚です。

車は城下町・会津若松へ。でも向かったのはお城ではなく駅。


駅前に立っていた像、そう会津と言えば「白虎隊」ですね。
そして来年の大河は、ここ会津若松生まれである新島襄の妻・新島八重の一生を描いた「八重の桜」。
http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
豊かな大地で育まれた天高き「志」。
戦いに敗れてもその眼差しは決して下を向くことはなかった。
故郷の魂を胸に、激動の時代を逞しく生きぬいた主人公たちの物語。
諦めてはならぬ。勇気をもって未来を信じて、どんな苦境にあっても、人は幸せでなくてはならないとする。
メッセージを込めた物語は、ヒロイン八重を人気絶頂の女優・綾瀬はるかが演じる事も含めて、必見のドラマとなる事でありましょう。

会津の街は、駅構内を含めてもうすでに「八重の桜」一色で盛り上がっておりました。
今も城下町の佇まいを感じさせる名所、旧跡が数多く残る町並みが続きます。
やはり、これはお約束!会津若松のシンボルである「鶴ヶ城」を、お堀の側から。
残念ながら、天守閣は頭の部分がチラッとだけ#59136;

戊辰戦争では攻略戦の舞台ともなった城では八重も男たちに混じって奮戦し、約一か月の籠城の末。会津藩が降伏した因縁のところ。

原発事故の風評被害に、どうか負けないで。
そういう私達もむやみやたらに恐れずに根拠のない噂には惑わされず福島県を応援していきたいものと改めて思う一日でありました。

帰路は、県内の西部。

会津東山温泉、芦ノ牧温泉、湯野上温泉を通って、会津田島から栃木県内を南下して帰って参りました。
この日の移動距離は、515キロ。約13時間のドライブが無事終了!

さぁ、明日からは先週末に行った秋田&青森編ですぞ#59144;