山形自動車道は山間を走り抜ける高速道路だけに、長いトンネル、長い坂道が続きます。本日の目的地は日本海に面した、秋田県との県境に近い酒田。
その為に今回も、パーフェクトとも言えるスケジュールを組んだ訳なのさ#59133;


月山湖PA付近からは、トンネルに次ぐトンネルです。
でもトンネルって出る時の、視界がパッと開ける瞬間が好き#59126;




高速道路と言っても一車線です。
使用する交通量が少ないからなのでしょう。これは北陸自動車道もそうだったけれど。。

           
出羽三山の内、最初に見えたのは「月山」の姿でした。


そして、湯殿山も。
残念ながら、羽黒山の姿はわかりませんでした。
出羽三山とは、月山・湯殿山・羽黒山の3つの山の総称である。しかしそれぞれが独立した山というわけではなく、月山(1,998m)を中心として広がる峰峰のそれぞれが羽黒山、湯殿山と呼ばれるのだそう。


もう少しして、山が色づく秋。山全体が紅葉する様子はさぞ見事な事でしょう。
今の初秋の吹きぬける風を感じる時でさえ、周囲に広がる山々の表情はじゅうぶんに楽しめるもの。
さわやかな秋風に揺れるススキの穂が、秋の到来を感じさせてくれます。

庄内あさひインターで下りて・・・眼下に広がっていた庄内平野の鶴岡へ。
城下町鶴岡は江戸時代には、庄内藩の城下町として盛えた歴史あるところ。
現在では「庄内イタリアン」として全国に名をはせるカリスマシェフ奥田さんのお店「アル・ケッチャーノ」等でスッカリ有名になった、食の街でもあるのです。
また湯の浜・湯田川・あつみと言った温泉の街でも。
そして何よりもこの地は、多くの文人に愛されました。
中でも鶴岡市出身の作家・藤沢周平は、江戸時代の架空の藩を舞台にしそこに自身の不遇な時代を重ねて、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説を数多く残したのです。


今回は、こうしてJRの駅のみ。
時間がなく鶴岡に関したところはどこも行けず帰って来てしまったものの、何時かはきっとリベンジをするのだ!

鶴岡からは、日本海東北自動車道を使って港町・酒田へ。


そうする内に見えてきました。
その姿から「出羽富士」とも呼ばれる、鳥海山の姿が。蒼い山頂付近は、真っ白いモクモクの雲で覆われてしまっています。
泊まるのは酒田市内のホテルなので、本日の予定はクリアー!

往路は完了ですが、続く・・・