酒田市を見下ろす小高い山の上にある「日和山公園」です。
酒田港が一望できる事より船頭たちが日和を見た丘には、白く塗られた「木造六角灯台」の姿が。
            

文化10年(1813)港近くの丘に常夜灯を設置したことに始まり・・・古くから港酒田のシンボルとして親しまれてきたこの場所には日本最古の木造六角灯台、往時を忍ばせる千石船、市の文化財にもなっている常夜灯などの文化遺産が点在する。

明治28年(1895)に、国内で初めて洋式木造六角灯台が建てられました。
高さ9M、光源は最初が石油ランプ。大正8年(1919)からはアセチレンガス灯、そして大正12年(1923)大浜に移転後は電化点灯式となりました。
昭和33年に近代式灯台が完成し、不用となった旧灯台が現在地に保存されています。
日本最初の洋式灯台は明治2年(1869)の神奈川県観音崎灯台ですが、木造灯台として残っているのはこちらのものが最古と言われています。

園内に置かれているのは往時活躍した千石船であり、港町の風情を醸し出しています。
            
西廻り航路の開拓により、庄内米を酒田港から江戸に回漕するために活躍した千石船。荒波に負けないようコロンとした「どんぐり型」をした船倉です。

その実物を二分の一に縮尺して再現したものだそうで、日本海沿岸をかたどった修景池に白い帆を張って浮かべられて・・・のはずが水不足からか、陸に上がってしまっておりました。

                   
ハマナスのピンクの花が公園内で咲いていた。その様子はささやかで、健気に思えました。


日本海に浮かぶ「飛島」行きの定期船・フェリー乗り場の隣りにあった「さかた海鮮市場」へ、立ち寄りしてみます。


店内には、酒田港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が並べられています。庄内浜産の地魚は魅力ながら、帰宅してすぐに料理はしたくない。。
そこでイカと鯛、アワビを少しだけ購入、箱詰めしてもらってきました。
二階へは行かなかったけれど、ウッドデッキや送迎テラスからは酒田港を一望。また「海鮮どんや とびしま」では酒田港を眺めながら、美味しい食事を楽しむことが出来るとの事。


最上川と並行するように走る47号線で、酒田市を後にします。

またそう遠くない内に私達、きっとリベンジをしますから!
今度来るときは、ちゃんと庄内の味!美味しいものを食べるぞ#59144;


ここでも雄大な庄内平野の眺望を楽しみながら・・・

秀峰・鳥海山ともそろそろお別れです。


海が近いだけに、この地でも風力発電の風車が建ち並ぶ様子を多く目にしました。

帰って帰った鯛はご飯に炊きこんで、鯛飯に。
同じく買ったアワビは、ステーキにして食べました。
磯の香りのアワビは、コリコリする独特の食感。これぞ海の味!ウマウマです#59125;