ろばたさんの足湯です。
底の部分だけ湯の花で白く、でも溜まっているお湯は透き通っていて綺麗。勿体ない事に誰も利用していない・・・。この足湯は泊まったり、食事をしなくても、だれでも気軽に利用出来るよう解放されています。

貸切風呂へは店の脇から入る形。
食事中に話しておいたら、女将さんが鍵を開けておいてくれました。
雪よけの付いたドアを開けて・・・中は決して広いとは言えない脱衣場、ここでも金属部分が硫黄の成分によって真っ黒に変わっている様子が伺えます。


そして浴室と浴槽、家族で入るには十分な大きさですね。黄色のケロリン桶が目立ってます。

細かい湯の花が舞う、湧き出たばかりだからまだ透明に近い。かなり熱めの「ろばた源泉」が掛け流されています。
硫黄臭が漂って、贅沢な気分になる事この上なし#59126;
最初はそっと、しかし慣れると熱いお湯が心地よい・・・。
宿が持っている独自の源泉が、そのままの状態でドバドバとかけ流されているのです。

すっぽり顎まで浸かっていると、酸っぱいお湯が目にしみ、口に入るとしょっぱい。
湯船の縁に座ったり・・・。出たり入ったりを繰り返して、蔵王のお湯を堪能させていただきました。
こじんまりしたお風呂ですが 何故かとっても落ち着きます。
あまり長湯をしても湯あたりをしてしまうので・・・適当なところで出たものの・・・浸かればポカポカどころか、全身から激しく滝の汗#59133;
そのくらいの湧出量、凄まじい源泉パワー。
ろばたでは豊富な湯量から温泉床暖房、館内で使用しているシャワーや部屋の温水など全てが温泉を利用したものだそうです。
しかし普通の人なら、すぐお隣の「川原湯共同浴場」へ行くでしょう、そこなら@200円で入浴が可能なのですもの。わざわざ、ろばたの家族風呂を利用する事はないかもしれない。

このように何時でも温泉に入れるって我々からはとても贅沢に思える事ながら、それでもこの浴槽と、木造りの浴室を長く清潔に維持していくは大変な労力を伴うものであろう。
お店の方で「湯の花」の販売もしていたけれど、引き湯用の管内部の湯の花の除去や、硫黄による腐食で傷んでしまう箇所を修理し続けてゆくのだから。。
湯畑の上に浮かぶかのごとき川原湯共同浴場です。贅沢な程周りに捨て湯をしているのは、ろばたも川原湯もどちらも同じ。
思えばずっと以前「高見屋旅館」へ行った時、車から降りて歩いたのはこの辺りだったのですね。
最初の訪問だったから、蔵王温泉の湯量の豊富さとパワーに圧倒されたのでした。


温泉に入ってしまったので、帰宅後のお風呂はなし。
そして翌日、夜のお風呂に入ろうとしたら…身体から温泉=硫黄の匂いがプンプンしてきました。温泉好きとしては、上のお風呂を思い出してニンマリ~~!そんな些細な事さえ嬉しいの#59125;
山形の美味しい山の恵みにジンギスカン、それから温泉だけを目的に行っても良いかもしれない。
http://www.t023.com/~zao/


蔵王の中腹から、上山市内を望む。
その後は高畠で、チョッと買い物をしたくらい。。山形まで行っても、ただこれだけで帰って来たのでした。

でも楽しかった、秋の気配を感じた充実の一日。
雨さえ降らなければ更に良かった。


買ってきたものです。
小まめに外出をするので特にお土産を買う習慣はなくなっています、この時も買ってきたのは自分土産ばかり。
山形と言えばりんご~~、じゃないけど。食べたかったのがりんごだったので。
それから辛口の白・山形ワイン
フルーツ王国山形ならではの、果汁100%ストレート ジュース「山形代表」、ぶどう赤、ら・ふらんす、ももの3種類の一緒に。
前回行った時に買った、玉こんにゃくの大袋がまだほとんど残っていたから・・・それに甘いものの誘惑にだけは負けませんでした。そう、先日紹介をした百米かりんとも売っていました。

火曜日だけが雨なのでした。このところ雨に降られる確率が高いような・・・
いつの間に私ったら、雨女になってしまったのでしょうね#59142;