「うどん」から始まる?・・・何ともなタイトルながら…先週末のドライブ旅は、山中湖のリゾートホテルへ泊まるに行くのが目的。
この旅はくっきりハッキリな冬の富士山を眺めて楽しんだら、満足なのでこれで良いのです。


往復同じ経路はつまらないと夫、そこで行きは北関東道~東北道~また北関東道でもって群馬県の伊勢崎まで行き。その先は関越自動車道で鶴ヶ島まで、首都圏中央自動車道路でもって八王子に抜け、そこからは中央自動車道を利用したのです。
遠回りのように思えますが、これでも7時半に出発して大月まで約3時間あまり・・・。
前日に大きな地震を経験した直後だけに、トンネル事故のあった笹子を通らずにすんだのは幸いです。


中央道も、大月、都留付近になると、目の前に大きな富士山がいきなりドーンと現れてきて・・・思わず「富士山だ~!」って、まるで子供だわ#59142;
これまでは静岡側から眺める機会が多かった富士。しかし山梨側からも、侮れない美しさが感じられます。


富士吉田ICで下りたので、少し早目のお昼を食べていく事にしました。

意外に知られていないけれど、富士吉田は「うどん」の宝庫なのです。
吉田名物の「手打ちうどん」は土地の人々が富士北麓の厳しい自然とともに歩むなか、何代にもわたって育んできた伝統の料理。宴会と祝儀などの時は、必ず「うどん」を食べて終わりにするのがうどん好きの吉田の土地柄。
吉田のうどんは農林水産省『郷土料理100選』に選ばれました☆・・・との事です。

それにはまず先に道の駅で「吉田のうどんマップ」を入手し、ついでにお勧めの美味しい店情報を仕入れるのが一番ですね。

60軒以上もあるうどん屋さんの中から訪ねたのは、富士急ハイランドからすぐ近く。ジェットコースターがすぐ隣りに見えている「美也樹」さん。http://www.fujiyoshida.net/forms/info/info.aspx?info_id=2208

                 
店名も似ているのだけれど・・・先に行ってみた「美也川」さんの兄弟店らしいです。
少し待って店内に入ると、目に飛び込んでくるのは…当然ながら・・・お客の皆さんが揃って、おうどんを食べている豪快な風景。
メニュー&価格は非常にシンプル、その上とても安かったのでした。


私の注文したのは、野菜天と卵ののった「天たまうどん」、夫は「カレーうどん」。どちらも400円なり・・・
他のメニューもほとんどが300円から600円までというリーズナブルさ。 地元の方は通だけに、きっとシンプルな「かけうどん」を頼むのでしょうね。

手打ちの太くて、固めな麺。お出汁が効いた素朴な味わいのお汁が美味しい。夏だったら冷やしたぬきなどが、きっと美味しい事でしょう。
トッピングされた、茹でキャベツがシャキシャキで旨い。
夫の頼んだカレーうどんも、お出汁が効いているお蕎麦屋さんの味でした。カレーのとろみで身体が温まります。

古くから愛される郷土料理が元になっているだけに、店主の思いがこめられた手打ちの麺が魅力です。
そしてこのリーナブルなお値段もね。
この日は、ゴージャスなディナーが控えているのだから・・・それは、ウッソー#59120;
それにしても、お昼はこれくらい控えめがちょうど良いものに思えました。
看板を出さずに自宅を食堂としている店が多いのも、吉田うどんの特徴だそうです。
美也樹




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四季折々の富士の姿を望む、自然に囲まれた「山中湖」。
この夜は湖畔の小高い丘にそびえる会員制リゾート「エクシブ」の7番目の施設である、エクシブ山中湖です。。
ホテルの全てのお部屋が富士山を見える向きに設計されている事からも、ずっと富士山と一緒でした。

一泊だけながら今回も書くことはいっぱいあります。どうかお付き合いくださいね。