休んでいた、先週の旅日記の続きです。
GWに見た静岡側からの富士山、新年早々と、そして今回山梨からも富士山を堪能して…これでもう一年分の富士山は見ました!って感じ。今年ももう終わりですけれどね。。
今年は東北の何か所かで、各地の○○富士と呼ばれるものも観てきましたが・・・やっぱり本物の富士山は日本一の山でした。
そんな富士山の麓、東に位置する温泉地・箱根もその姿を望む場所のひとつ。


古くから湯治場として親しまれ、800年以上の歴史をもつ古湯・箱根。
箱根観光には外せない大涌谷や箱根ロープウェイ、芦ノ湖周辺など・・・と国内有数の温泉地であり、数多くの観光スポットの点在している一帯です。
私達も過去に数回訪れていたものの、ここ数年は素通りしてしまう方が多かった。
そこで今回はホテルからも近いから、箱根に寄り道して帰る事に。。

御殿場から、箱根仙石原へ、宮ノ下、大平台、塔ノ沢と・・・箱根で行きたい場所いくつかと、それから温泉も・・って事です。
朝ご飯を食べて間もなくなのでお昼には早い、箱根湯本まで一直線に参りましょう。


スッカリ面影さえなくなってしまった紅葉。
しかし箱根には、紅葉がまだ少しだけでしたが残っていました。

この日はこの細い道を、二度も往復してしまいました。
有名老舗旅館以外に温泉施設や食事処が建ち並ぶ様子を車窓から眺めて・・・。
観光地として旅行の楽しさが凝縮された箱根は、旅行者を惹きつける魅力があると実感しました。
早川と須雲川の2つの川沿いに温泉街があり、重要文化財級の老舗旅館から和風旅館、大型リゾートホテルなど、それぞれ趣の違う滞在の仕方が楽しめるのも人気の秘密のよう・・・。

                 
まずは以前から食べたいと思っていた銘菓を買おうと、箱根湯本にある「湯もち本舗 ちもと」まで。

ところが日曜日の午前中という事で、宿をチェックアウトした人と車の半端ない数。
アップダウンの激しい山間の一本道は湯本に近づくにつれて、ドンドン渋滞をしていくのだった。
運よく空いていた隣の駐車場に車を停め、雰囲気のある店内へ。
創業60周年を迎えたとの和菓子の老舗「ちもと」です。すぐお隣りが、ちもと経営のカフェ「茶のちもと」でした。http://yumochi.com/

外観は改装されたようで綺麗になっていますが、内部は昔のままの雰囲気。って以前がどうなのか知りませんが・・・。
日曜の午前中だけに、買い物客でギュうギュウツづめの店内。皆さん、これでもかというくらい沢山お買い物をされています。
都心からの便も良く近い、ロマンスカーで東京から1時間足らずの温泉リゾートだけに、客層がなんとなくリッチな感じです。
栃木や福島、山形等の温泉地で見かける観光客の姿とは明らかな違いが感じられました。

家にケーキやフルーツが沢山残っていたから(何しろ食べるのは私一人だけなのですから・・・)
他の皆さんみたいには買えませんが、「湯もち」に、鈴の形をした最中の「八里」、それに「草だんご」を買ってきました。


この後結局小田原で干物を買って帰ったから、家に着く前に実家にも寄って・・・ちもとの和菓子も、半分母に置いてきてしまいました。
だったら、もっと買ってくればよかった。

ちまきのように竹皮に包まれているのは・・・
国産のもち米を使用した白玉粉と卵白で練られた、ふわふわのお餅です。中に黒く見えるものは、細かくカットされた本練羊羮。
口にする時に微かに柚子の香りがしました。おもち自体の甘さも控えめ、見た目と共に派手さはないけれど上品な味です。
フワフワと柔らかく、口の中ですぐになくなってしまいます。食感としてはマシュマロの様な・・・思い出すだけで、美味しかったなぁ。
箱根きっての、定番土産。何と言っても名前が「湯もち」ですから!
・・・今更ですが、定番土産だけの事はありました。また食べたいです。

ひとつひとつ手づくりで焼き上げた香ばしい最中で、北海道産小豆から生まれたこし餡が包んである。
箱根八里は馬でも越すが…と謡われる「箱根」です。そんな馬子衆の鈴をかたどり、三色の紐で結んだ可愛らしい3個の鈴「八里」。
まずは、朱・紫・白の三色の紐で結んだ愛らしい姿にやられました。
母は湯もちよりも、八里の方がお気に入りになったと言っています。こちらも箱根にふさわしい銘菓だと思います。
草だんごは蓬の入ったお団子が上品なこし餡で包まれていて、昔風の時代劇にでてくる茶店で提供されるような素朴な姿も魅力ですね。
お値段も観光地価格で、よいお値段でしたが・・・皆美味しかったです。
軽井沢にある「ちもと」とも、なにかしら関係あるのでしょうか。
ちもと




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続きます。