昨年の8月、夏休み旅の途中に出会った「東北観光博」の企画。http://www.visitjapan-tohoku.org/
東北六県の「旅のサロン」28か所を全制覇し、パスポートの全スタンプ収集を目指した私達でした。
旅の途中に出会ってすぐに・・・・
宮城~山形、そして秋田から県境を越えた岩手・八幡平まで。
二人ともこういった企画もの、スタンプものを集めるが大好きなのですもの・・・
9月に入ってからは・・・新幹線を利用し秋田、岩手、青森へと2泊3日の旅を。その翌週には、日帰りで福島県内を一周して・・・。
9月最後には残っていた山形、宮城をやっつけてお終い。

その後東北パスポートの発行元である「東北観光博」事務局より、昨年暮れ続けて当選商品が届けられました。
まずは夫宛に、フルーツ王国山形ならではの特選「ラ・フランス」がひと箱。
宮城県からは、我が家のお気に入りである「牛たん炭焼き 利久」の牛タンセットです。

ラスト近くになって「旅のサロン」へ新規加入したのは「気仙沼」に、「宮古」。
ここまできたらどうしてもそこも行かねばなるまいと・・・今年に入り3月の初めにまたも岩手を再訪して、無事30か所を終了しました。

結果またも、今回届けられたオマケ・「名産品」は・・・・仙台を代表する笹かまぼこです。
          
 
吟味した素材でつくられる逸品笹かまぼこの美味しさについては、これまで何度か書いてきておりましたが。。
笹かまぼこのルーツとも言うべきものが、今回頂いた「佐々直」のこの「手のひら蒲鉾」だそうです。

#59145;「先達より伝えられ続けた手づくりの技と味により・・・・より一層の「旨さ」を求めて素材をさらに吟味し、一枚一枚厚みを増してこしらえて、備長炭でじっくりと時間を掛けて焼き上げております。」
まさに歴史と伝統を超えて・・・明治の頃より古くから漁港として栄えた宮城県の閖上を本拠として、仙台名産の笹かまぼこをつくってきたのが佐々直。#59145;


名前の通り笹かまぼこなのに、大判の手のひらサイズ。手のひら蒲鉾(6枚)に・・・


吉次入笹かまぼこ「鮮。牛たん入り笹かまぼこ、
真鯛入笹かまぼこ、揚蒲鉾、おとうふかまぼこにミニサイズの笹かまぼこ「仙台小笹」と・・・。
蒲鉾の詰合せが大きな箱で二箱もですから・・・お蔭で私達。手づくりの技がつまった特産かまぼこを、大いに満喫致しました。

でもごめんなさ~~い。当たりは、これだけじゃないの。
実は嬉しい事に・・・「ペア宿泊券」も当選していたのであった#59028;
                            
ふふふ・・・当たったのは、どちらも私なんだなぁ#59126;


ラッキーなのは私だけよ。
なーんて威張ってしまったら・・・そこへ夫宛にも届いたものが。。
まずは、山形のブランド米「つや姫」5キロ。
そして山形県河北町は、最上川の舟運はなやかな頃、内陸地方からの米、紅花の集積地として大いに発展したところとか。その地に寛政9年(1797年)、酒造業を始めた酒蔵「和田酒造」さんの「純米大吟醸 啓翁桜」。
  

質の良い地元山形産日本酒の中であって、年間の製造本数はわずか2000本ほど。
そのほとんどが地元消費であるため特にコマーシャルもしていないとの事。リサーチの一環としてこれ、電話して聞いてしまいました。・・・の割りにはショボイ内容#59142;

美しくも厳しい山形の冬。
その山形で春の訪れを告げる、可憐な姿で一重の花を咲かせる「啓翁桜」。そこから名前をとった純米大吟醸ですぞ#59130;
「啓翁桜」の花を私はちょうどこの春、目にしたばかりなのでした。
お酒を早速に頂いてみたら・・・お、美味しい#59125;#59125;
桜の花の面影を思いながら、口にした「啓翁桜」の味は格別に思えます。
http://www.hinanet.ne.jp/~aratama/index.html
それから河北町は一昨年の6月に、尾花沢にお住いのyoshiさんとご一緒して食べた名物「冷たい肉そば」のお店、「一寸亭本店」さんのあったところと…思いだした次第です。


一昨年の3 月。尊い多くの命が失われ、生活の基盤も激しく揺さぶられた・・・東日本大震災という大きな試練に見舞われた東北の各地域。
しかしその中にあって、東北の人々のふるさとを愛する姿、互いに助け合う温かさが、我々に共感と支援の輪を広げたこともまた事実でありました。
そんな東北の美しい風景と心に触れてきた私たちは、改めてかの地へ思いを馳せて感慨を深くした次第です。
楽しい思い出をたくさん下さった東北の皆様、「東北観光博」の企画にはお礼申し上げます。