昨日は「節分」でしたね。早春を思わせる温かさを感じた日中。
家でも「恵方巻き」は、買って来て食べましたよ。
スッカリ私達もスーパー、コンビニ業界の戦略にはまってます。
普通の5色恵方巻き、チョッピリ豪華な海鮮恵方巻きと食べましたが・・・マグロ、エビ、イカ、カニと入った海鮮よりも、干瓢や卵、煮た椎茸の入った普通のものの方が、私達の口には合ったような。。
どちらにしても夕食のメニューが決まっているって、楽チンです。

少し戻って・・・先々週末の事、何時ものように、実家へ行って来ました。
途中、野焼きをしている光景があちこちで見られました。
霞んだような空からは、なんとなく春が近づいている気配を感じます。


…と思ったら、今日は雪が降りました。途中まで、下書きをしておきましたので。
家の方でも5~6センチの積雪とか。夕方にはスッカリ雪景色です。
「立春」の、その日に。。。


当日のお昼ご飯は、母が用意しておいてくれたちらし寿司を食べて。外出する気にもなれなかったから・・・リビングでずっとお喋りをしていました。。
オヤツは、行く前に買って行った伊勢屋さんの豆大福です。
今回は私も、お店へ同行しました。

  
この素朴な手作り感がいいの。
こちらの豆大福は美味しいから、そしてリーズナブルなお値段からも、とても人気があります。
午前中に完売してしまう事が多くて、家を出る前に念の為予約をしておいたくらいでした。
柔らかく煮た赤えんどう入りの豆入りのもちもちっとしたお餅。一個75円と激安なのに、サイズも大きくて相当にボリューミィです。
                        
こちらの小ぶりなお饅頭は、何と一個55円ですって。
70代のご夫婦のお店です。早朝からこれ、一個ずつ丸めて蒸しているのでしょうね。

しかし私のお勧めは、何と言っても大福の方。お餅に包まれた、中身のこしあんの塩加減と甘さ加減が絶妙で・・・これこそ、いい塩梅と言うもの#59126;
一個がシッカリとした大きさだけれど、毎日でも食べ飽きないくらいです。
これ以上太るのは問題ながら・・・そのくらい気にいっています。


米どころ秋田を代表する郷土料理の「きりたんぽ」。
ご存知でしょうか?食べた事ありますか?
ちょっと調べたら 漢字で書くと「切蒲英」ですって。イメージが変わりますね。
ちなみに・・・お花のタンポポは漢字で「蒲公英」と表記されます。って、関係ないか。

きりたんぽは半つきにしたご飯を竹輪のように杉の棒に巻き付けて焼いて、棒から外して切って食べる食品。
そのままの状態に胡桃だれをぬったものも、秋田へ行った時に食べていますけれど。。
今頃の寒い時期に頂きたいのは、きりたんぽを比内地鶏のスープで煮たきりたんぽ鍋。
家にあったものを夕飯用に持って行きました。
これなら白菜等の食材をチョコッと切るだけで、簡単ご飯です。私ったら、頭いい。
  
比内地鶏からとったスープに、鶏肉と、このセットには鶏のつくね団子も入っています。
そこにゴボウ、舞茸を入れ、最後に白菜、カットしたきりたんぽを加えて・・・煮すぎないうちに食べる。
本場秋田ではここに芹が入るところながら、今回は水菜で代用しています。
出汁の効いた比内地鶏のスープ、煮ても少しも固くならない比内地鶏、どちらも良い仕事をしている#59125;と感じながら食べました。
本場である秋田で食すきりたんぽ鍋は、比べようもなく美味しいものだけど・・・寒い冬の夜、皆で熱々のお鍋を囲むのは幸せを感じる一時です。

「きりたんぽ鍋」は食材のバランスが良く、自然と栄養も摂れる食事。 
元は武士の兵糧だったとか、きこりやまたぎの保存食だったとか・・・諸説あるものの、いずれにしても先人達の食文化への高い意識と、生活の知恵から生まれた食品のひとつと言えましょう。なーんてね!