すでにひと月以上も過ぎてしまっているものの・・・今日から、4月に出かけてきた・・・奥飛騨、高山への旅のレポートをしていきたく思います。
         
満開の桜と、水面に映っている桜と。
ここでは水面に映る枝垂れ桜、散った花弁=「花筏」を撮る楽しみがありました。
(以下どれも、先月4月21日に撮ったものです)

 
タイトルにもあるように・・・松本市郊外にある寺院、「安養寺」に咲いた・・・枝垂れ桜です。


4月21日、あいにく空は今も降り出しそうな・・・曇り空の午前中。


7時少し前に家を出て、東北自動車道から岩舟JCTで北関東自動車道へ。

高崎JCTで上信越自動車道へとつながってから・・・栃木から長野まで、以前と比べて距離が驚くほど近くなりました。
軽井沢や長野は当然、日帰りでも大丈夫なくらいです。


遠くの離れた山間はスッカリ霞んでしまっています。


4月の第3週、長野付近はちょうど桜が満開でした。

松本ICで高速を下りてからは、西へ。。松本電鉄と並行するようにして走っていきます。



長野県松本市波田にある「安養寺」は、800年以上の歴史を刻む古刹ながら・・・
春のこの時期。
桜のピンク色に包まれる様子が、走行中の道路からでもひときわ目を惹きます。
桜に彩られる山門や鐘楼、老木から滝のように流れる花の様子は、まさに桜のお寺と呼ぶに相応しく思えました。
http://www.samizo-anyouji.sakuraweb.com/

         
国道158号線沿いにあるこの寺院は、桜の季節になるとこうして別世界へと変わるのです。
境内外側の田圃には水がはられ、水面まで垂れる花弁が一際映えて見えました。


あいにくの曇り空に関わらず多くのカメラマンさんたちが、各々のベストポジションで納得の一枚を撮ろうと集まってきています。
枝垂れ桜はまさに満開でした。少しの風が吹いても、ハラハラと散ってゆく花弁たち。

         

そして花の季節には多くの観客を集める「安養寺」です。この日、私達以外にも多くの見物客の姿がありました。



境内には20数本の桜があり、そのうちの2本は旧波田町天然記念物に指定された・・・樹齢500年、350年とされる枝垂れ桜なのです。

         
ピンク色の枝垂れ桜は古木で、枝先が枯れたところもありましたが・・・
境内所狭しと桜が咲き誇っている様子は、中々見応えがあります。

         
見事な枝ぶりを見せる樹齢およそ500年の二十数本の枝垂れ桜は圧巻。そのほか、三本杉、コウヤマキなどの巨木が自然と歴史の重みを感じさせます。

全国的にはそれ程メジャーとは言えない・・・安養寺の桜ながら。。

私がどうしてこの場所を知っているかと言いますと・・・ずっと前に母と参加をした長野県内の桜を巡るツアー。
有名な・・・「高遠の桜」「小諸の桜」、駒ヶ根にある「光前寺の桜」。そしてここ「安養寺の桜」が入っていたから。
しかし他では見事な桜を愛でる事が可能であったものの、この場所だけは見事に散ってしまった後。バスの運転手さんも「数日前に通った時は、見事に満開だったのですけどね。」ですって。
だからこうして10年越しのリベンジを果たしてやったのだ#59133;

散り始めですがまだまだ見ごたえがありました。季節外れの桜たち、如何だったでしょうか。
松本方面へ行かれる事がありましたら・・・是非!桜の時期に立ち寄りされては。

このシリーズもしばらく続きます。