今回も2泊3日に関わらず、書く事は沢山!
また長くなってしまいそうだけど…思いだせるかなぁ~私。
飛騨、高山旅行に行くきっかけとなったのは・・・リタイア後しばらく家に居た夫が、今月に入って連休明けから学校に行く事が決まった為。
だったら自由な4月のうちにどこかへ行きましょうとなったのです。
かねてから温泉通の方々の間では評判の高い宿、新穂高温泉「奥飛騨湯菜の宿白雲荘」さん。
私も一度はと思っていたところ・・・ラッキーな事に〇ゃらんのサイトで、「夫婦・カップル(男性1名女性1名の計2名利用)限定女性の料金がなんと半額になる」・・・お得なプランを発見#59125;
これは行くしかない。それに春の高山へももう一度という事で。。。

チェックインは午後3時、しかし30分以上も前に着いてしまいました。

玄関入ってすぐのロビースペース。
全8室の小さな宿だけにシンプルな館内、全体に小ぢんまりとした。しかし評判通りの絶品フレンチの宿でした。
フロント、売店は写真左側にあります。

早めの時刻ながら・・・冷たいおしぼり、オリジナルブレンドのウェルカム・ハーブティを飲みながらチェックイン。お風呂の説明等を受けました。
檜造りの内湯 あとのふたつは露天の岩風呂と…お風呂は5か所、全て貸し切りで入れます。


夜間に屋内側から外を。一階のフロントの反対側がダイニングです。


階段を挟んで奥へ進むと、二か所のお風呂。。有料の珈琲が飲めるように用意されたセルフコーナー。
囲炉裏のある休憩ラウンジ?って程立派でもないけれど。・・・と共有スペースが占めています。

襖の奥には二部屋、こちらの個室もお食事処になっています。宿泊客の中に4~5人の女性グループが一組いましたので、賑やかになるか心配であったものの・・・そんな事はなくて。彼女たちはこちらの食事処を利用していました。

2階建てなので、8室の客室は全て2階です。
2階の廊下には・・・
選べるこだわり枕、アロマオイル、DVDなど置いてあるコーナーがありました。
また女性のお客様には色浴衣の無料サービスと、細かい気遣いがあちらこちらに感じられて・・・料金の割りに至れり尽くせりなのです#59126;

お部屋は和室7室に、洋室1室の全8室。
私がベッドの方が良かったから、こちらのベッドルームで予約をしておきました。

事情があって仕方がないのだけれど、温泉宿に来たらやはり和室の方が良いですね。
ドアを開けて入ってすぐのところが水屋。
空の冷蔵庫に、電気ポット、冷水ポット等。ワイングラスとお茶のセットも。
その反対側はクローゼットになっていて、桐の小ダンスに用意された浴衣、羽織、バスタオル、浴用タオルやアメニティセット。かごバッグに足袋ソックスも。
そう、白雲荘では木のぬくもりを感じる為にスリッパはなし。建物は古いけどお掃除が行き届いているから清潔そのものでした。
お着き菓子は、パティシェ手作りのウェルカム・スウィーツである小ぶりなマドレーヌ。
                                      
特別にあしらえたヒノキ製の家具とベッド、間接照明が落ち着いたムードです。
鏡のあるディスクの上にはアロマライトやドライヤーなど。廊下のコーナーへ好みのオイルを取りに行って使っていました。

館内の・・・貸し切り専用ヒノキの内風呂3ヵ所、貸し切り専用露天風呂2カ所は・・・。
二階廊下の一角にお風呂の予約ボードがあり、そこに一部屋で二枚ある予約札を張り予約しておくシステムなのでした。
到着してすぐは、部屋のすぐ隣にある檜の内湯へ。
            
それぞれの貸切風呂は、泉質の異なる源泉を持つ天然温泉。贅沢にあふれる源泉かけ流しのお湯が楽しめると言う訳です。
脱衣所には、男女別にPOLAのスキンケア用品。
洗い場にセットされていたのは、DHCのシリーズだったかと。
他にシャンプーバーサービスがあり・・・Dove、POLAエステロワイエ、檜の森が用意されていて・・・好みのシャンプーが選べて使えます。クレンジングが置かれているのも嬉しい。
源泉は「栃尾温泉」。
こちらの浴槽が一番大きかったかと思いますが、内湯の大きさは違ってもどこも同じような造りでした。
源泉掛け流しのお風呂を何度でも貸切にできるのは贅沢ですね。
内湯に備えられたアメニティやシャンプーバーのサービスも、客目線で納得のサービスでした。

次に入ったのは、河童が鎮座する大きい方の露天風呂。露天風呂にはシャンプーやシャワーはありません。
二人では勿体ないくらいの広々としたお風呂に、源泉がドバドバと#59127;
           
夕刻近くなためムードも満点!ながら・・・こちらは蒲田温泉と栃尾温泉の混合泉です。
グループ客が居たに関わらず、どのお風呂も入りたい時に希望のところが利用出来て・・・ストレスは全くなし。
温泉は朝10時まで入れたので、翌日のチェックアウトまでに、5カ所の温泉全てを制覇をしてしまった私達#59133;

露天風呂入り口前には木の臼に、飛騨牛乳とコーヒー牛乳が用意されていて、1人1本無料で飲めます。これも嬉しいサービスね。
                                         

午後3時から午後9時まではご予約制となります。でもそれ以降は空いてさえいれば利用は自由。だから翌朝は、もう片方の露天風呂へ。サイズが少し小さめであるこちらは「打たせの湯」。
でも湯が高温の為に、実際に打たせるのは危険だそうです。
露天風呂に対して、何が何でも露天だなどと・・・拘りをもつほうではなかったけれど、ここのお風呂はどちらも気持ちが良かった#59125;



チョッと笑い方に特徴のある(って失礼)安藤支配人、しかしシェフとして料理の腕は確かでした。この宿は「メルコリゾートサービス」の一軒。会社組織なので女将はいないのです。
他に若い男性スタッフが二人、テーブルまで出来立てのお料理を届けてくれました。
唯一の女性スタッフさんはシャイで、真面目すぎるくらい真面目。でも笑顔が可愛いかった#59128;
お風呂から上がって汗の引かない私達が、囲炉裏のテーブルで休んでいたら…そのを目にした彼女。
「よろしかったら、冷たいお水をお持ちしましょうか」と氷の入った奥飛騨の水を持ってきてくれたのです。
それがきっかけで、色々と話が弾んでしまって。。
それからの食事の時も「お替りはいかがですか?」と声掛けがあったり、気配りをして頂いちゃいました。
帰りの見送りも彼女が、お名前までは伺いませんでしたが・・・
山口出身のこの女性スタッフさんには、「また来ますから、それまで絶対に辞めないでいて下さいね」とお別れをした次第です。
                   
最後に玄関前でパチリ。
本当に良い宿でした。これでお部屋のおトイレ部分がもうチョッと良かったらね#59142;その他の和室はどこもリニューアルされているものの、洋室だけが取り残されていた模様。
http://www.hakuunsou.jp/

夕食は一階のダイニングでいただきました。
オーベルジュを自称する白雲荘だからこそ、宿のお料理は美味しかったです#59125;
続きますね。。