この日泊まるのは秋田県の本庄市、ズバリ言いますと…鳥海山山麓にあるホテルです。


青々とした…水田の続く光景が美しい#59125;
秋田小町が採れるのかな~?←単純思考でゴメン。
・・・という事で秋田県へ入った私達は、秋田県田上小阿仁村にある「かみこあに」で一休み。それまでも何度か途中で休み休みはしていたものの。。。
スッキリ、クッキリ晴れた、青空が広がって来て・・・

雲に隠れてはいるものの…目的地である鳥海山の姿も見え隠れしてきました。

そして秋田と言えば、お約束である・・・ババへらアイス売りのパラソルを、あちこちで見かけるようになってきた。
秋田名物の、忘れてならない夏の風物詩に「ババヘラアイス」があります。
見かけたものの…結局写真には撮れず、↓はどちらも他からお借りしてきました。
          
ババヘラ・アイスとは、文字通り「ババ(秋田弁でおばあさんの意味)」が専用の「ヘラ」を使ってアイスを盛ってくれることからついた名前。
秋田へ遊びに行っった折に、カラフルなパラソルの下、「ピンク」や「黄色」のシャーベットアイスが売られているのって見た事ないですか?


雪国ならではの・・・雪よけガードも続きます。

「五城目八郎潟」より「秋田自動車道」にのって、後はひたすら南下するのみ。


日本海東北道…ここを通るのは初めてだと思う。・・・の終点本庄ICで下りたら・・・間もなく仁賀保。こんな真夏の日差しの下、仁賀保サイダーをゴックンが旨いんだなどと思いつつ・・・・

鳥海グリーンラインを走行中に出会った、一両だけで走る可愛らしい電車。
最初、なんだろうって思った。

由利高原鉄道は、秋田県・鳥海山ろく線を運営する第三セクターの鉄道会社。 国鉄再建法施行により廃止されることになった矢島線を引き継ぐため、秋田県および沿線の自治体(本荘市・由利町・矢島町)等の出資により設立された。


並行するように流れるのは「子吉川」と言う川。青空を映した川面が眩しい#59130;


姿を見かけてからはずっと競争でもするように・・・一緒に走っていた。私達の方が常に勝っていたのだけれど。。



ワンマン運転の各駅停車で、1日14往復運行されている。この内の1往復は秋田おばこ姿のアテンダントが乗務し「まごころ列車」として運転されるのだそうです。
HPによると、型式は「YR2000形」。2001形と2002形があり、前者は平成12年に増備されたクロスシート仕様の軽快気動車。
一方後者は平成13年に日本宝くじ協会から寄贈されたイベント対応車で、固定窓のロングシート仕様。「宝くじ号」の大きなロゴが入っていました。


同線の終着駅となっている矢島駅(やしまえき)、倉庫として存続している初代駅舎がこのすぐ隣にあったのね。もっと良く見たら良かったのに#59136;


構内の奥の方に停車中なのは、「YR1500形」かと。色合いがキッチュで可愛い。
由利高原鉄道創設時期より走り続けてきたYR1500形、2両のうち1両YR1502の引退に伴い、今年7月に「サヨナラ1502」運行が行われたばかりと。 http://www.obako5.com/

駅構内の改札の外から写真を撮っていたら…「中まで入っても、大丈夫ですよ~」だって。親切な駅員さんだわ。


全線が由利本荘市内を通る由利高原鉄道。
一両編成の、車両のボディにドーンと大きく描かれた・・・素人っぽいタッチの、鳥海山。
その姿は描かれた絵のごとく、まさにローカル鉄道のカガミ#59125;
ゆりこうげんの名前も綺麗で惹かれるものがありますし・・・この姿を見たら、実際に乗車してみたいなぁ~って思ってしまうもの。別に、鉄っちゃんではないけれどね。

残るは、あとふたつ。
泊まったホテルには不満タラタラ#59132;食事がひどかったから、食いしん坊にはつらいのだ#59136;
それでも、この光景には癒されるものがありました。