「出羽富士」とも呼ばれる・・・秀峰「鳥海山」からの眺めです。
2236mの鳥海山。途中の展望台に車を置いて。ここって中腹くらいなのかしら?
途中の道の両側には、同じく空色をした花弁をもつ山アジサイが咲いて・・・他には山蕗、熊笹も生い茂っていた。。


山形県の遊佐町・酒田市と、秋田県の由利本荘市・にかほ市の4市町に跨がり・・・山頂は遊佐町に位置した、山形県の最高峰である鳥海山。
東北地方では燧ヶ岳(標高2,356m)に次いで2番目に標高が高く・・・って、燧ヶ岳(ひうちがたけ)は福島にある、 国立公園尾瀬をを代表する山です。
高校の頃、燧ケ岳登山をした私。スッカリ忘れてしまっていたのだけど…昔はそれ程高い山へ登る事だって出来ていたのね。


墨色をした雲、何とも言いようのない不吉なムードが漂う、この風景。
山肌の所々に真夏でも残る、冬の名残り・・・白いのは雪渓です。



中腹の秋田県側の地点から・・・
北方に白神山地や岩手山、南方に佐渡島、東方に太平洋を臨むことが出来。。鳥海山そのものにしても、見る角度によって様々な表情があると言う。


そうする内に、少しずつ、少しずつ・・・晴れてきています。
空と、雲と、山と。
眼下に見える日本海とは・・・境目のない・・・ブルーのグラデーション模様。





前方に目をやれば、にかほ市、遊佐町。
北側の、はるか遠くには秋田市街も見えた。



日本海に浮かぶのは飛島でしょうか。だとしたら…酒田市。
前日までたどってきた道のりと・・・これから向かっていく目的地と。。



ホテル自体は何だかなぁ~って思ってしまったものの、鳥海山麓に泊まったから出会えたのが・・・この絶景#59130;
可愛らしい由利高原鉄道も見られましたしね#59125;




風光明媚な鳥海山をあとにして・・・日本海側を、酒田まで、ひたすら南下してゆく。

空は碧く、高く。緑濃く。

雲が間近な、絶景散歩も、終わりです。
            


右手は、キラキラ光る日本海。それから飛島へも、一度くらいは行ってみたいなぁ。
昔ながらの風情溢れる、時代や習慣が残る暮らしぶり。これまで訪れたところはどこも満足でした。だから「島」と名の付くところは大好きなのです#59126;

12時過ぎには…無事、酒田へ到着。

山形県酒田市を代表する観光スポット、山居倉庫(さんきょそうこ)とケヤキ並木です。
詳しくは、過去記事で・・・http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2012-09-28

 
今回もまた、「飛島」行きの定期船・フェリー乗り場が隣接する「さかた海鮮市場」へ、立ち寄りしてみました。
夏の日本海の味覚のひとつ、楽しみのひとつに・・・生で食べる「岩牡蠣」があります。
やはり誰もが思いは同じ、売り場に並べられた・・・貝をむいて食べるばかりとなっている。レモンが添えられた生牡蠣が跳ぶように売れていく。
これは、旨そう#59125;1個お願いしますね。
そう、夫は生牡蠣が苦手なのです。
チュルンと一口頬張れば・・・ほら!こんなに美味しいのに。なんでかな?

店内には酒田港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が並べられています。庄内浜産の地魚は魅力ながら、帰宅してすぐは料理したくない。。
そこでまたイカと赤魚・キンキの干物、貝等を少しだけ購入、箱詰めしてもらってきました。


左手に「月山」を眺めつつ・・・最後の休憩は、山形県の中央に位置する「寒河江SA]で。
山菜蕎麦を食べて、ずんだ餡のお団子を買って、お終い。

今回も、縦横無尽に走りに走ったり・・・岩手、青森、秋田・・・の北東北を巡る4日間の旅。
途中の給油は4回、総走行距離は1630キロなり#59133;
でもかかった費用はそれ程でもない、ささやかなものでした。
これでお終い。。
次回は、9月を予定しております。