一週間近く経過してしまっているのだから・・・。
またここにいらっしゃる方からもお祝いのコメントを頂戴していて、今さらと言う気もしますが・・・。
             
先日わたくし、お誕生日を迎えまして、〇〇歳になってしまいました。

しかし、夫もリタイアして一年余り・・・。生活全般において省エネ生活を送っている我が家。「安倍ノミクス」など全く関係なし!
今年は今までの様なホテルの宿泊、薔薇の花束・・・とどちらも暗黙の了解の上でやめてしまいました。
・・・と言うか、収入の途絶えた今、超ビンボーな#59143;我が家なのです。

当日の夜は、頂きもののスパークリングで乾杯だけ。
ブルゴーニュ産の「泡」は、プレゼントで頂いたものです。
アルコール度数が低いから楽勝!なんて飲んでいたら・・・二人で一本開けた結果、結構効きました。
美味しいワインと、美味しい料理?・・・の一時。
一本の「泡」から、至福の時を過ごさせて頂きました。ごちそうさまです#59125;

                                         
その上、バースディケーキも省略して・・・だってそんな大きなケーキを食べたら、太っちゃう!だから・・・ダメヨ~ダメダメ#59142;
レアチーズケーキと、アールグレイの・・・ショートケーキ二個だけ。ささやかに食べてお祝いしました。


それでもせめてランチくらいは行きましょうって・・・事で出かけてきたところは、「豆富と湯波懐石 月山」。

ヘルシーで身体に優しい食材、栃木産の大豆を使った豆富と湯波料理のお店です。
以前には友達同士で夜の利用も。
また昼は家族で来ていたものの・・・本当に久しぶりの来店でした。
街中から外れた日光街道沿いに位置する店。
しかし個室で落ち着ける等、様々な用途に応じて重宝されている日本料理店、それが「月山」。
バブル期に社用族向けの料亭として建築をされた・・・立派な店構え、広々とした玄関口。
          
店内に上がって・・・ロビーや待合も、高級料亭の雰囲気を醸し出しています。
                   
廊下の先には、茶室を思わせる個室がずらり並んで・・・通されたのは、少人数用の掘りごたつ式の個室。館内は全てが床暖房で温かです。
「少し歩きますが、奥の落ち着いた・・・眺めの良いお席を用意させて頂きました」との事ながら、見えたのはお庭と言うより、屋外に造られた床席なのでした#59142;

まずは、乾杯!
・・・とは言え夫は運転があるから、私だけなのですが。。プリントアウトしていったクーポンで「乾杯用ドリンク」を頂きます。
どれにしようか迷って伺ったら、「お値段の事を言ってしまうと申し訳ないのですが・・・650円までのものをお選びください」との事。
             
銅製の容器に入った・・・お隣・福島の銘酒、名前は失念#59142;を頂きます。
クーポンで無料なのに、こんなチャンとした提供の仕方って、申し訳ない限りです。
呑めない夫は、マンゴー豆乳を。一口飲ませてもらったら、こちらも美味しい。

   
食事は、「茶壷三段弁当」の「雪」を。茶壺の形をした三段重ねのお弁当です。こうして並べたら・・・おせち料理みたい。
上から・・胡麻豆腐、カボチャ風味のお豆腐?酢味噌で食べるコンニャク。
湯葉刺し、煮湯葉、おからの煮物、お浸しにしん甘露煮・・・等6品。
前菜風に・・・出汁巻き卵・根菜類や彩り野菜・・・と色々入った三段目。
沢山の種類、色んなものが食べられるのって、嬉しい。
一品一品きちんを作られているのを実感しつつ…。これ程食べてもカロリーが低そうです。お野菜も沢山とれて満足。
目から、舌から楽しめました。
その上、お昼の日本酒は効くわね。
ビールだと冷える、お腹がいっぱいになってしまうからと思って、日本酒を選んだのだけど。。。
茶壺弁当には赤だしのお味噌汁、お替わり自由の豆ごはん、大根のハリハリ漬けが付きました。

せっかくなので・・・夫は昼間限定膳である「ステーキ重」を頂きましょう。…名前の通り、薄切りされたレアステーキが並べられているお重です。
↑ 反対側から撮ったから、変なの#59142;

     
ステーキに付くサラダには揚げ湯波のトッピング、パリパリとした食感、下には生湯波が隠れていて・・・二種類の湯波の食感が楽しめた…との事でした。
そしてこちらのお椀はテールスープが入れられています。

              
食後はそれぞれにデミタスコーヒー。
私のデザートはお汁粉です。熱々で甘くて、美味しかった#59126;
夫のは、ジュレのかかった杏仁豆腐でした。こちらも私のおなかへIN!

割烹だけにお値段に応じて上から下まで、さまざまなコースがあるものの・・・ランチとしてはじゅうぶんな内容だったかと思います。
店のスタッフさん達の接客も良く、楽しい時間がもてました。
丁寧に見送ってくれたオジサンスタッフさん、世間話から・・・ちょうど拾っていた花梨の実を、「よろしかったら、持って行きませんか?」ですって。
花梨酒を造る予定もない為お断りしましたが、こうした声掛けを受けて悪い気はしないもの。
もっと早くにに再訪しておいたら良かった。また食べに行きましょう#59126;

月山豆腐料理・湯葉料理 / 東武宇都宮)

昼総合点★★★☆☆ 3.5




思えば、この十年は本当にあっという間でした。
しかしその間には、山あり、谷あり、谷あり・・・で#59136;#59136;
それでもこうしてブロガーとして活動しているオカゲで、多くの皆様と知りあえ、親しくお付き合いをさせて頂いております。

社会から一歩も、二歩も距離を置いた…主婦として過ごした・・・単調な日々。
なんとか無事に生きています。
今となっては、「それでも幸せ」・・・の一言で言い切れるような気が致します#59126;