門司港レトロとは・・・JR門司港駅周辺地域の総称です。


門司は小ぢんまりとした街、ただ佇むだけで懐かしさが感じられて。。ほのぼのした気持ちになれる・・・素敵なムードの街なのでした。
夜の散策をした後・・・夕ご飯をかねて呑みに行ったのは、ホテルのフロントでお勧めされた・・・アーケード内の飲み屋さん「一番太鼓門司本店」。
          
こちらのお店は店のサイト、食べログに掲載の内容、どちらも炉端焼き・・・となっていますが、今は普通の居酒屋さんです。
・・・と言うのも、かつて店の中央が炉端焼きスペースになって、炉端焼き店として営業をしていたからだそう。。
それは外観のムードからも伺えるものでした。

ショーケースの側のカウンター席と、それを囲むように並ぶボックス席。
掘りごたつ式のボックス席でいただきましょう。
最近、SAKEにハマっている私達、ここは当然日本酒で。お通しはなんだったかしら?
             
普通のサラダなんだけど、かかっている胡麻ドレッシングがとにかく濃厚で美味しかった#59125;

ここへ来たら・・・当然、これは頼むでしょう!

関門海峡のフグです。
隣接する山口は本州最西端に位置する県、両県は関門海峡を挟んだ本州と九州を結ぶ西日本の交通の要でもありますが・・・そんな関門海峡の街、下関は日本一のふぐの取り扱いで有名なところ。
下関と言えば、日本一の「ふく」の水揚げ港です。
ぎゅっと締まった身、海の香りを秘めたような・・・上品な味わい。ふくの本場ならではの極上のふくの味#59130;
今思えば、唐戸市場へも行っておけば良かったわぁ#59142;
桟橋から連絡船が出ているのを、後で知ったのでした。


アラカブの煮付けと、唐揚げです。アラカブとは・・・. 一般的にはカサゴの一種、フサカサゴ科の魚のことらしいです。
柔らかな身、白身のお魚らしくアッサリとした味わいです。

  
なぜか夫がオーダーした、揚げだし豆腐。保守的な夫は、常に食べなれたものを好みます。
それまで知らないでいたもの、初めてのものに興味津々である私と、タイプが対極なんです。
串揚げの盛り合わせ、これはテッパンですからね。


ママさんお勧めのゴボウ揚げ、ゴボウ天のようなものを想像していたけど、これはそのまんまゴボウそのもの。
細く長くスライスしたゴボウの風味が活きた一皿は、カルカリ、ぱりぱりの食感でした。・・・かなり食べでがあって美味しいけど残しちゃった。

〆に頼んだおにぎりの大きかった事!あ、これ一個食べてしまってます。
日本酒のお代わりをして、ビールも飲んでいたから、もうお腹がいっぱい。

最初、お隣の席が酔っ払いさんで賑やかなお店だなぁなどと・・・あまり気乗りのしないムードであったに関わらず。。
同年代らしき接客係のお姉さんと話していく内に、彼女は店のママであり、私より8コ(も)若いって判明したのでした。
ここ門司の話を色々伺ったり、私達が初九州であり、また栃木からやってきた事など。
少しずつ話が弾んでいって、接客の合間に度々きてくれては、ずっとお喋りをしてしまったのだ。
九州からしたら、栃木ってどこ?雪降っているでしょう?って東北と間違えられてしまうのは、こちらだけに限らない。この日まで訪問した至るところで言われたのでした。
お店の紹介記事を自分のブログに、また「食べログ」の方へも書くからねと約束してきてしまった。
JUNママ、こうして約束は果たせましたよ~!
そして、また門司へ。一番太鼓さんへの訪問も忘れませんので、待っていてくださいね#59126;
http://www.ichibandaiko.com/

一番太鼓 門司本店

夜総合点★★★☆☆ 3.5



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翌朝はホテル内のレストランで、…と言ってもそれほど広くも、立派でもない。
パンとお替りOK!のコーヒー、サラダに茹で卵がセットになった、コンチネンタルスタイルの朝食でした。
バーにいるようなムードのBGMの中、美味しくて気持ちの良い一時。
チェックアウト時には、先の居酒屋のママが「イケメンの支配人さんがいるホテル」と話していた・・・その場では、本当にそんな人いたかなぁと思ったものの、最後に支配人のお顔が見られて良かった。
爽やか系のイケメン支配人さんの適切な応対は、小さくてボロいホテルに関わらず気持ちの良いものだった。
たった一泊の滞在でしたが、思い出深い一夜となりました#59125;
http://www.portmoji.co.jp/