前回も立ち寄りした「道の駅 許田」、目の前に広がるのは海だけ。しかしこれだけで、間近に海があるだけでなにも要りませんものね。
曇り空の下、海も空も眺め的には全然イケてないけど・・・


前回スターフルーツ、ドラゴンフルーツがあったのを思い出しての立ち寄りながら。。グァバしか置いてなくて・・・それでも、あるパンフレットを見っけ。
見れば、この場所からはすぐのところ。これは行かねばなるまいって!
我がツアーには・・・って、オイオイ。
工場見学が組んであるのは、お約束ですから。急いだら「10:30~」の回に間に合いそうなのです。

本島北部の名護市字許田。
国道から少し脇道に入ったら、森の中に細長いビールの貯蔵タンクが見えてきた。そして敷地へ入ると、ご覧の光景が広がっているのでした。


目的地である「ヘリオス酒造」さんです。平日だけに、参加者は私達を入れても6名のみ。
那覇の国際通りにはヘリオス直営のパブもあったくらいだから、ヘリオスと言えば・・・ビールと思いましたが、元々は泡盛の醸造所である模様です。

          
工場内でトラックへの積み込み、出荷の作業中でした。これから海を渡って、本州の各地へと運ばれて行くのですね。
敷地内へ立ち入っただけで漂ってくる良い香り、それは説明を受けた後の製造工場内では更に強くなっていき。。。アルコールに弱い人ならこれだけで酔ってしまうかもしれない。


内部の撮影は不可である為、これより先の画像は一枚もありませんけれど。。
・・・その製造方法は、我々が予想していたものとは違っていた。
泡盛製造工程の説明を受けつつの見学。まずは銅製蒸留器=ポットスチルが並ぶ様子を見る。
場所を移して、樽の貯蔵庫も見学。古酒「くら」の眠る古酒蔵内で、泡盛の製造工程が説明されたビデオの上映があるのです。

#59130;古くから水の都と呼ばれてきた・・・やんばるの自然の恵みを贅沢に受けて、600年以上の歴史をもつ、泡盛の伝統的な製法に基づき造られる「古酒 くら」。
泡盛の最大の特徴となる・・・じっくり寝かせ長期熟成するほど、香りはより芳醇に、味わいはよりまろやかになる・・・。
また3年以上寝かせた泡盛は「古酒(こしゅ)」、沖縄の言葉で「クース」と呼ばれますが、古酒「くら」はその倍以上の時間をかけて造りだされているのです。
北米産の樹齢70年~100年のホワイトオークの中から選びぬかれて、熟練された職人の技により作られる塾生の樽は、「くら」の原酒の為だけの樫樽と言う。
ポットスチルと言い、塾生用の樽と言い、泡盛なのに・・・ヘリオス酒造の泡盛はウィスキーを思わせるものでした。
原酒が眠る、樽2600個あまりを高く積み上げた古酒蔵の内部では、ただただ迫力を感じた。
日常生活から離れた空間の静けさが、更にムードを高めているものに思えました#59125;
酒造所紹介の映像も素晴らしく、泡盛に関心のない私達でしたのに、数十分経過しただけで、熱心な泡盛のファンに!
この泡盛は専用の樫樽をつかって熟成された、琥珀色のロングセラー泡盛なのです。。。
今すぐにでも、「くら」が飲みたい~って気分#59126;


そしてお待ちかねの・・・試飲タイム。
沖縄美人のお姉さまの説明を受けながら。・・・くら、くらクース30度、くらブラック・・・と三種類ほどを頂いてみる。
ドライバーさん達には、泡盛をつくる過程で蒸留した後の「醪(もろみ)」を用いて製造される発酵クエン酸飲料「黒麹醪酢」が提供されます。

泡盛は添加物を一切使わず黒麹菌のみを用いているのだから・・・。貯蔵庫である一の蔵、二の蔵も含めてどこも黒く変色をしてしまっています。


専用の樫樽をつかって熟成された・・・琥珀色のロングセラー泡盛であり、「国際品評会モンドセレクション 最高金賞受賞」の「古酒 くら」。
沖縄から帰ってきてから呑み続けて、スッカリハマった今、泡盛とは思えない・・・って、勿論褒めているのよ。

  
まろやかな香りと味わいは、これまでの泡盛のイメージを払拭するものです。
http://www.helios-syuzo.co.jp/

これはイカン#59122;
毎回ながら工場見学をすると、そこにオマケ(上にあるミニュチャボトルは、市販されていない限定品なのが嬉しい)までつくから、あっと言う間にファンになってしまうのだ。
そして気がつくと、手には商品が。
これぞ、工場見学マジックと言うものね!

樽熟成のクースならではの華やかな芳香と、深い味わいを楽しみつつ・・・
当然そこには・・・沖縄初のこだわりクラフトビールである、ヘリオスビールも入っているのであった。

 
「天使のレッドエール」「ゴーヤーDRY35」「ホワイトエール」「星空のポーター」の4本パック。
「ビールは苦い」のイメージを変える、フルーティーな香りと味わいが最大の特徴に感じました。

右は「おんなの駅」でひとあし先に購入していた、爽やかな南国イメージの「青い空と海のビール」。
注ぎ方が下手なので、残念な絵柄になってしまっているものの・・・やっぱり、琉球グラスで頂きたい。グラスは原色である赤と青。ペアなんですの。
副原料を一切使用しない、麦芽100%だからこその飲みごたえと、味わい。ヴァツェンタイプなので飲みやすいです。
ゴーヤDRYはホップだけでなくゴーヤのスッキリした苦みも一緒に楽しむことが出来ました。
ゴーヤーの苦み、ホップの苦みの後にまたも苦みがやってくる・・・苦みが三乗って事?ビールの苦みと思ったら、実はゴーヤーの苦みでもあると!?これぞ沖縄だ~!



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まだ続きます。。