東大阪で最後の宿泊を終えて、あとはひたすら自宅へ向かうのみ。


旅の最後は、またも雨降り。そんな中を行動開始!早め、早めが幸いした今回です。
しかしせっかくの関西、遠くまで足を伸ばすのは無理ながら…京都も楽しみた~い!比較的近く思えたのが宇治でした。
宇治と言えば、十円硬貨の裏側でお馴染みの・・・「平等院鳳凰堂」。ここへは二人とも訪れた経験がありません。


目の前にある土産物店の駐車場に車を停めて向かいます。
京都で寺院を個人で観ると…意外な金額の高さを実感する。お財布に優しくないと思える拝観料の高さ。
その上車で行ったら、駐車料金も別途必要となるのですから。。


庭園側から・・・。
平等院鳳凰堂と、ミュージアム鳳翔館の入館は問題なし。大丈夫でした。

雨が降っていたものの、満開の枝垂れ桜も綺麗です。
          
国宝である鳳凰堂は・・・・平安時代後期である天喜元年(1053)に、時の関白藤原頼通によって建立された阿弥陀堂です。
華やかな藤原時代が偲ばれるほとんど唯一の遺構として、この上なく貴重な建築・・・。大きな特徴は池の中島に建てられていること、その様子は極楽池に浮かぶ宮殿の如く…水面に姿を映すのです。


昨年の3月には、2012年から始めた竣工工事が終了して…建立当初の姿に近づいた鮮やかな外観に変わりました。
内部の拝観もしばらくの間はお預けだった模様。
                                
鳳凰堂内部も見たかったけれど、9時半の時点ですでに1時間待ちとか!?
鳳凰堂の内部拝観は更に300円追加となるのでした。
しかしミュージアム鳳翔館でも、鳳凰堂内部の長押上、小壁に懸けならべられる・・・天喜元年(1053)に制作された、52体の菩薩像は見る事が出来ます。
新しくなった平等院鳳凰堂の外観。天気が良くて、風が弱いときれいに水面に映るのだそうです。
当時の人々はそんな様子を…地上に出現した極楽浄土と、とらえていたのでしょうね。
やはり今でも平等院は、特別な存在に思えます。
圧倒的な存在感をもつ世界遺産であるのは間違いありません。
http://www.byodoin.or.jp/
戻ってみたら、駐車場はすでにほぼ満車!平日なのに、平日と言え、恐るべし!人気の高さなのです#59144;


途中何度か休憩をはさみながら帰路に着きました。

なぜか青空が広がってきてしまっている…タイミング悪いわぁ#59136;

それでも名神高速道に入ると、再びの・・・雨。
          
桜の綺麗なSAとして名高い浜名湖SAにて、時間的にもちょうどでしたのでお昼にしました。
またも桜のアップ~~って、しつこい?
浜名湖だけに、ここは鰻を食べませんとね。
                               

浜名湖から先は、山側の新東名高速道を使います。

茶畑の続く・・・静岡を過ぎて、帰りも海老名JACからは圏央道で。八王子、高尾山付近では、まさかの雪でした。
すでにノーマルタイヤに取り換えてしまった後だけに、4月の雪には慌てさせられますね。
                 
早く帰らないと滑って危ないかも。
それでも夜の8時過ぎには、無事自宅に到着致しました。
真っ白に変わった庭にはビビります。家の中はさぞかし冷え切っているものと。。

今回の、総走行距離はなんと!2700キロあまり!1都2府14県を走り抜けた旅。
車で出かける機会の多い我が家でも、これは新記録!…と言うかおバカ記録って感じかも#59122;
長らくお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました。
全くの自己満足記録と言いながら、ようやく終わる事が出来て、今は爽やかな気持ちでいっぱいでございまする。