青い空。

目の前に広がるのは、日本海。

走りやすい緩やかにカーブした道を、ほとんど対向車もないまま・・・快適に走る。

日本海と記したけれど・・・地元では「庄内浜」と呼ばれるようです。
チェックアウト後は・・・温海の海、鼠ヶ関のつり堀センター行く予定ながら。変更して由良漁港まで。名物岩牡蠣目当てで、立ち寄りをしました。


由良海岸のシンボル、「白山島(はくさんじま)」は海岸から橋を渡った150メートルほどのところにあります。
火山性噴火によってできたといわれる…高さ70m、周囲436mの小島。島を周遊する散策路も整備されています。
島には安土桃山時代に加賀の国「白山権現」を安置したのが起源と伝えられる神社があり。美しい景観を醸しだしています。

          
海水浴場として知られる由良海岸に立つ「八乙女像」。
由良の八乙女浦には蜂子皇子の伝説があります。
※今より1400年前、蜂子皇子の父・崇峻天皇は蘇我馬子によって暗殺されました。
蜂子皇子も馬子から逃れるために、丹後国由良から船に乗り日本海を北上をした・・・この地の洞窟の上で8人の美しい乙女が笛に合わせて踊っている姿が見えたため、船から下りた皇子。
由良から出航した皇子が上陸したところから・・・由良と名づけられた地名だそうです。三本足の烏に導かれた皇子はその後、羽黒山に入り・・・出羽三山の開祖となった。八乙女浦の洞窟は羽黒山の鏡池と繋がっているとか。
海岸に立つ像は、八乙女の恵姫と美鳳の姉妹とされている。

白山島と大海原のコントラストが美しい、白い砂浜が続く由良は、快水浴場百選にも選定されているとか。
白山島と朱色の橋、青い海が織りなす、綺麗な海水浴場は訪れる人も少なく、静かでした。

この青い空と、綺麗な光景と#59130;

何もしなかったけれど、歩いただけだったけれど・・・。

・・・それでも、良かった。

                         
由良漁港の産直館に、念願の岩牡蠣がありました。
少し小粒だったからと二個、双子の岩牡蠣ちゃんを、チュルンといっちゃいますよ#59125;
磯の香りとジュ~シ~な牡蠣の美味しさが、口いっぱいに広がります。ぷりっぷり!の食感、まさに「海の王様」の味わいはタマリマセンなぁ。
最後にこっちゃんの好きなイカの一夜干しを買って、帰りますか。

帰り道の途中。鶴岡名物とも言える、鶴岡の食を語る上で代名詞的な人物のお店がありました。
走っていて、この辺かなぁ?と思っていて、見っけ#59025;
          
最上の食材から生まれる庄内イタリアン「アル・ケッチァーノ」、「イル・ケッチァーノ」って、ここなのね。
走っている車内から撮ったものだから、こんなのでシツレイ。
鶴岡出身である奥田政行シェフは、イタリアンという手法で・・・庄内の食材に光をあてました。そして販路の拡大に関しても、「食の都庄内」親善大使として積極的に取り組んできたと言います。
東京銀座に誕生した「ヤマガタサンダンテロ」は食通のマダムが列をなす、人気店だそうです。
…そのどれも、超庶民の私には遠い世界なのは勿論#59142;負け惜しみではないけれどカマワナイ。

            
帰路にも寄ってしまったのは、寒河江のチェリーランドでした。
またお野菜を買ったり、そうそう・・・本場山形の西瓜を買って帰らなくては。。
スイカと共に買い求めた…自分土産は、福島の白桃でした。
福島県の高湯温泉から、飯坂インターまで続く…フルーツライン。道の両側に続く果物畑で、緑の葉の隙間から真っ赤に熟した果実「あかつき」だったかしら?、本当に綺麗でした。
↓は、ウン十年ぶりに訪れた、JAの直売所で買い求めた…ひと箱600円なりの激安桃!
しかしスイカも、桃もウマウマで~す。
       

夏休み旅第一弾とした、その訳・・・本当はこの夏、久しぶりに北海道へ行くつもりであったのだけれど。。。
ピーク時のお盆シーズンを外したら、きっと大丈夫なんて余裕でいたら…思うようなチケットが取れないまま、日にちだけがドンドンン過ぎていった。
帰省とか関係なく、夏は誰もが北海道好きなんだ!と、気づいた時はもう遅くて。。
最後の10日くらい前の土壇場に来て、え~~い、こうなったら北海道と言わず、飛行機に乗って行けるとこならもうどこでも良い。
・・・などと神戸&四国行きを計画するも、すでに8月も最後。終わりの時期。
ツーリストのお兄さんから電話がかかって来て、「今回は残念ながら、航空機は満席。ホテルも満室で予約は不可能でした」ですって。
ま!時にはそんな事もありますって!・・・なーんて、メゲナイ私。


このところずっと旅の記録というか、アルバム作りに徹してしまっている訳ながら。。
大好きな東北、次は「錦秋」の季節にでも訪れたいと思っています。
何時か記事をもう一度読み返す機会があったら、こうした思い出が・・蘇るといいな#59117;
・・・と言う事で次回から、ホントにささやか過ぎる夏休み旅、第二弾いきます!