最後の宿は能登半島旅最後の拠点として、また帰路の渋滞&混雑を考慮して決めました。だって23日は連休最終日ですものね。

        
商業ビル「ミナ.クル」に併設されたホテル「ホテル アリヴィオ」はJR七尾駅の真ん前。非常に近いです。
一階にはコンビニも入るなど利便性も高いものの、建物全体がホテルと言う訳ではありません。
シンプルな外観、館内の4階から上がホテルなのです。ビジホだから当然一階のロビーはスッキリとした雰囲気。

でも思っていたより良い感じ。一階のラウンジ、朝食会場となるスペースもオシャレ#59126;ささやかながら、お花も飾られています。


お部屋はとってもシンプル、新しいだけに清潔感が感じられました。
                     
普通のビジネスホテルだから室内はコンパクトながら・・・ベッドはシモンズ、手前のベッドはワイドなダブルサイズなのです。違うタイプの枕が二個置かれているなど気も利いてます・・・。
これまでのところが浴衣だっただけに、着やすいロングパジャマタイプの寝具も嬉しく思えました。浴衣は苦手なの。



ホテルで一休みしたら・・・ぶらりJR七尾駅へ。「鉄分補給」?いえ、ただのお散歩です。
和倉温泉の最寄駅である和倉温泉駅、その先の穴水まで延びる「のと鉄道」の始発駅でもある七尾駅。

             
「まれ」ちゃんがラッピングされた「のと鉄道」は、いかにもなローカル感漂ってます。
時間がもっとあったら、観光列車「里山里海号」も乗ってみたかったな#59125;
「まれ」のスィーツ作りを指導、ドラマ出演した辻口博啓さんのスィーツが食べられる・・・スィーツプランは魅力よね#59126;


JR側のホームに入線してきた、スマートでスタイリッシュな車両は「特急能登かがり火号」でしょうか。



駅の構内に飾られていたのは、七尾に伝わる風習「花嫁のれん」。今では使われなくなってしまった「お嫁入り」の言葉、風習ながら・・・さすが「加賀百万石」の土地。「和」の華やかさが違ってます#59130;
多くの店の軒先や店内に飾られる、「花嫁のれん展」まであるのだそう。。
可憐な色合いから、嫁ぐ日のお嫁さんの姿に思いをはせて・・・幸せを願う旅人が一人。しかし現在ではお姑さんの方が気を使っているのですから、時代は変わりましたね#59142;


小ぢんまりした部屋ながら、夜中に起きる事もなくよく眠れました。快適睡眠。
一晩明けて、朝ご飯は・・・
地元産の野菜たっぷりのおみそ汁やスープ、フレッシュなサラダバイキングに温野菜。野菜ジュースやドリンク類、カットフルーツやヨーグルトなども日替わりで。
地元で人気のパン屋さんから運ばれてくる、焼きたてパンも並びます。
目の前でスタッフさん達が作っている熱々のメニューも沢山!充実した内容はビジホの無料朝食とはとても思えない。
じゅうぶん満足できる内容でした#59125;
  
朝は、シッカリ!日本人ですもの、ご飯でしょう。小鉢も沢山取ってしまいました。
焼き鮭の切り身は大きいし、それぞれの小鉢は家庭料理風の素朴な味わいがします。
甘いものもあったら、当然食べますよ。
日本人だけどパンだって見たら、当然食べたい。ビッフェ形式で取り放題ながら、それでもお腹は一個しかないから・・・他の副菜、ドリンク、パンも・・・無理だった。
美味しいご飯でパクパク食べてしまいました。普段はこんなに食べないのに…完食!
お腹いっぱい、ごちそうさまでした#59126;

ホントの事言ったら、こちらのホテルもなんかイマイチ。泊まりたくない~~と思っていたものの、シンプルイズベストで気に入りました。
他に何時でも飲めるコーヒーサービスや、新聞や雑誌が置かれたコーナーがあるなど。
働いているスタッフさんの一生懸命さが伝わってくる接客内容でした。駅の真ん前という立地ながら、駐車料金が300円なのも良心的です。
そう考えたら、やはり輪島のホテルの割高感は否めない感じ#59136;・・・いい加減シツコイって言われてしまいそうですね。

次は、七尾で出かけた居酒屋さんの紹介になります。
ホテル アリヴィオ

夜総合点★★★☆☆ 3.5



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