最終日は半日だけながら、神戸の街歩きをしてみよう。…と言ってもバスに乗っていただけながら#59142;
後で考えたら・・・もう少しゆっくり街巡りを楽しんでも良かったような気持ちも残るものの・・・。それでも限られた時間内で、神戸市街をグルリ周遊出来ました。

バスの車体と同色である、この緑色のバス停から乗車します。
 

港町神戸の主な観光地である・・・異人館、新神戸、三宮、南京町、メリケンパークの中突堤を結ぶ、レトロ調の色調をしたバス・・・「走る異人館」の別名をもつ「シティー・ループ」です。
前回神戸を訪れた際に利用したので・・・手軽にバスを利用して、街巡りをしてしまおうと考えた・・・訳。
平成2年より25年間走り続けている、歴史ある循環バスは神戸の街並みにマッチした濃い緑色です。


「東洋一美しい」と護えられた「旧居留地」のレトロモダンな近代建築物、神戸港界隈は ... オフィス街からファッション街へと変身していた。
レストランやカフェとして使用された店舗からこぼれる洗練されたムードは、今もなお異国情緒あふれるものに感じられます。
…と言いつつ・・・通り沿いは世界を圧巻する、誰もが知るスーパーブランド通りへ変わっておりました。
デパート内にテナントとして出店するよりも、海外の主な都市同様、高級感の漂うファッションブティックとして・・・高級ブランド店はこのスタイルで、海外展開を続けているのですね。

元町の東端にある旧居留地38番館は、旧居留地にある歴史的建造物の中でもひときわ目立つ建物。現在はその価値を生かして、「大丸百貨店」の一部として用いられています。



「三ノ宮」駅から北に位置する北野異人館方面へ。
前回は酷暑の中、この坂道を上ったんだっけ・・・しかし、今は外から眺めるだけ。
「風見鶏の館」「うろこの家」「萌黄の館」、明治35年(1902年)神戸居留地に商館として建築された西洋館たちは、その後北野町の現在地に移築したものだそう。。

イギリス貴族で狩猟家のベン・アリソンの、日本での自邸「ベンの家」です。




トアロードに面して建つ「旧北野小学校」のレトロでモダンな校舎を活用した人気スポット「北野工房のまち」。
個性あふれる工房では、スイーツやパン、日本酒など神戸ブランドのお買い物。様々なクラフト体験も楽しめます。こちらも前回の訪問時は、立ち寄りしたのですけれど。。

北野から数分の場所にある、山に囲まれた新幹線「新神戸駅」。ここからロープウェイを利用すると布引ハーブ園へ着くそうです。


続いては・・・北野異人館や旧居留地・南京町にも徒歩圏内で、神戸観光の拠点である・・・三ノ宮、元町界隈。
  
私にはあまり良い想い出のない場所ながら・・・「春節祭」には大勢の人で賑わうと言われる、神戸「南京町」。
ボケボケながら左の画像は、「神戸スィーツ」として知られる老舗店が軒を連ねる・・・「元町商店街」のアーケードです。


和楽器の鼓のような外観が特徴、神戸のランドマークとして親しまれるタワーの高さは108mとか。
日本で初めてライトアップされた建造物だそうです。

神戸のランドマーク「神戸ポートタワー」をはじめ、シンボリックな建築物が目を惹く、海辺のスポット。

市街地のウォーターフロントである「メリケンパーク」。この場所は何度も通りがかる機会がありましたが・・・。
高い建物は「ホテルオークラ神戸」、帆船の帆と波をイメージした白いスペースフレームの大屋根が特徴的なのは、「神戸海洋博物館」だそうです。

そして、一泊目に泊まった「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」。
            
改めて口にするまでもなく・・・爽やかな青空と潮風のもと、「港町神戸」ムードが味わえました。ライトアップが美しいナイトスポットであるのも経験済みよ#59126;

一回の乗車、大人は260円なり。1日乗車券購入の場合は660円ながら・・・降車さえしなければ、長時間ずっと乗り続けていても260円なのですから。バスに乗って楽チンしながら…神戸観光って、頭いいでしょう#59125;

1995年(平成7年)1月17日の早朝発生した、阪神・淡路大震災。
震源に近い神戸市市街地の被害は甚大であり、最悪とも言える被害状況は遠く離れた私でさえ大きな衝撃を受けました。
十数年前この地を訪れたその時、進んだ復興は目にしておりましたが・・・。
大きな犠牲の上でとは言え、その様な過去を残さず発展をし、進化し続けている神戸の街です。ここまでの人々の努力、忍耐へ思いを馳せながら・・・バス旅を終えました。



さて、そろそろ・・・帰る時刻だ。さらば神戸#59029;

ここまで来て、名物を食べないわけにはいかない。…と言う訳で、とってもささやか#59142;新幹線車内で食べた、但馬牛&淡路牛のよくばり牛肉弁当。保守的な夫は幕の内のお昼でした。

しかし帰路、自分土産に買おうと決めていた・・・「551蓬莱」の肉まんを忘れてしまったのが残念でなりません。
だって皆、だれもが同じ「蓬莱」の紙袋を持っているのだもの#59143;



                                         
広島・三原市のものだけれど「八天堂」のくりーむぱんは、オヤツに。。我ながらよく食べるなぁ#59142;

一か月以上の前の旅に関わらず、ここまで長くお付き合い頂き…ありがとうございました。