いよいよ最終日。帰る頃になって、今日は晴れそう・・・そんな予感のする朝の空です。

              
港へはホテルのバスで、最後まで大サービスでお見送りをしてくれました。ホテルスタッフさんはどなたも気持ちの良い方ばかりでしたね。
八重山巡りでは、船に何回乗ったかしら?そんなに揺れる訳ではありませんが、苦手な人はちょっと辛いかもしれません。

最後は帰りの飛行機の前に、ざっと石垣島観光をしてしまおうと言う訳です。
レンタカーの予約は事前に済ませておきました。空港はほとんどOKながら、離島ターミナルからすぐに乗れるところは少ないのです。
聞いた事もない小さなところだったから心配でしたが・・・。でも予約しておいたピッチレンタカーさんの「ねぇね」は、ちゃんと港へ来てくれました。
ホテルで親しくなった親子さんとは、ここでお別れです。彼女達もレンタカー待ちをしているところでした。

初めに向かったのは、市内からすぐのバンナ公園。


標高約230mのバンナ岳に広がる公園には石垣市街地、離れて浮かぶ竹富島、西表島など周辺離島まで見渡せる、「エメラルドの海を見る展望台」があるのです。

霞がかっているけれど、こう言うのが見たかったのよ!

その後も次の目的地をめざし、島の西岸を北上していきます。
道路脇にある、無人の野菜販売所のチェックは忘れません。去年本島をドライブ中買った、採りたての島ラッキョウの味が忘れられなくて。しかし並べられていたのは、持ち出し禁止である紅芋だけでした#59136;


透明感はあるものの、エメラルドブルーとまではいきません。



向かったのは・・・石垣島と言えばお約束!・・・の一番人気のスポットだけに混んでいました。
白い砂浜、光の加減によって変化する海、湾内に浮かぶ島々・・・と。川平湾は自然が作り出したアートです#59130;


国指定の名勝地にも選ばれている川平湾。少々曇りがちながら・・・海は7色のグラデーションカラー。

こうして遠目で見ると、綺麗なんですけどね。
          
一昨年池間島で見たエメラルドグリーン色の美しい海。あの感動をもう一度…と、期待して・・・グラスボートに乗りこみます。

しかし船底のガラスを覗いても、緑色っぽい海が見えるだけで少しも面白くありません。
船が向かうのは、珊瑚礁のポイント。確かに肉眼でも珊瑚礁は見えてはいたけれど・・・。

※宮古島で経験したグラスボート・・・
地元の海を知り尽くした船長が操縦する船はかなりの距離を、海のうねりをこえて目的地目指して近づいて行く。そして珊瑚礁のある地点へ到達すると、ピタリとスピードを落とす。
水深の浅い到着ポイントでは、目の前に透明の海底が広がっていた。そこは心から素晴らしいと思える珊瑚の群生地でした#59125;
サァーと一瞬にして、海の色が変化するのと同時。周りの空気まで一変した。あの時の不思議さ、感動は忘れられないでいます#59125;
珊瑚の群生地が水面浅く、船底以外の船の窓からも肉眼でハッキリと見えた。
透明度抜群の海のあまりの美しさに、思わず飛び込んでも良いと思った・・・あの時目にした光景は、一生心に残る程強烈なものであったのだ。
現実離れした美しい光景を堪能#59130;・・・船底を覗き込んだり、周囲の海を眺めたり・・・と見飽きる事がなかったのだけれど。。



海面からすぐ遠浅の海が広がるポイントのため、船底のガラス越しに海底を見ることができます。そこには勿論、大小様々な珊瑚、色とりどりのカラフルな熱帯魚。鮮やかな瑠璃色のルリイロスズメダイや、映画「ファインディング・ニモ」のモデルとなった「クマノミ」も泳ぐ。
真上からウミガメの姿も眺められたけれど。
期待の大きかった・・・川平湾のグラスボートは、お値段相応って感じかな#59142;先に宮古を経験してしまった私にはイマイチでした#59136;

そして旅の最終地、玉取崎展望台に移動。
石垣島北部の陸地が最も狭まったエリアで、ここからは太平洋と東シナ海が一望なのです。

展望台の東屋から望むサンゴ礁のパノラマビューは、旅の締めに相応しい美味しい絶景#59130;
青空のもとであったら、もっと綺麗であったろうと予想されるものながら。。

この後も1時間程度の往復で、島の最北端の岬「平久保崎」まで行けたのだけれど・・・。
でもそれは次回のお楽しみと言う事にします。
この時はまだ行ってなかったご当地スーパーへ。
石垣空港まで一旦戻って、まだ余裕があったので、どこかにスーパーはないかと#59025;
なにしろ小浜島には一軒もありませんから・・・しかしここ石垣でも中々見あたりません。
結局、白保を過ぎて真栄里のサンエーまで。島をほぼ一周してしまった訳でした。

二人とも旅先で、スーパーマーケットを見て歩くのが好き#59126;スーパーに並ぶ商品は地元の生活に根ざすものだから、楽しめるものが多いのです。
そこで目についたいくつかをお買い上げ!

レンタカーの車の返却方法は、簡単そのものでした。
空港の何番くらいの場所と指定され、そこに乗り捨てでOK!鍵はダッシュボードに入れておいて良いという。鍵をかけずに、停めておいて大丈夫らしい。
ハッキリ言って車は相当ボロだけど、事前の料金は〇天ポイントで支払い済みだから、ガソリン代以外にかかった費用はゼロ。
簡単、手軽なビッチレンタカーさん、結構お勧めです#59125;

まだ頑張る最終回。次回で終わりますね。