佐野の実家から家へと向かう途中でした。
息子:「久しぶりに、佐野のイモフライが食べたいな。出来たらでいいから、どこかへ寄って」ですって。

※佐野市のユルキャラ「さのまるくん」が、はかまの腰に差しているいるのがイモフライ・・・もう、お馴染みかな?
佐野といえば佐野ラーメンが有名ですが、 佐野にはもうひとつの"B級グルメ"「いも フライ」がありまして・・・ 観光協会でいもフライマップなるものも作成しています。
蒸しじゃがいもに小麦粉を溶いた厚めの生地、そこにパン粉をまぶして揚げる。仕上げには地元産のミツワソースをつける。
モチモチとした食べ応えを重視した、いもフライ・・・一般的なポテトフライとは違うのです。

しかし土曜日に関わらず、実家近くの出井商店←ランキング上位店がお休み。
「イモフライの店は佐野じゃなくても、通る途中の栃木にもあるぞ」と夫。
そう言えば、毎回通る道沿いに、何時も目にしていた派手派手なお店がありました。
私も「じゃがいも入り焼きそば、食べてないなぁ~」と思い・・・栃木市にある、大豆生田商店で買う事に。
         
イヤでも目に入る赤を多用した・・・アヤシゲな外装。
ホントに美味しいのかな?と思いつつ・・・息子と二人で入店。
しかし店内は、昔ながらのまったりのんびりな雰囲気。イモフライ、焼きそばの出来上がりを待つ数組の客。
店内で食べている人の姿あり。
そして私達のあとからも、次々やってくる人たち。人気あるのね。
焼きそばを焼くソースの良い匂い、炒める軽快な音#59126;
オーナーの奥さんらしいオバちゃん、若干声は大きめながらテキパキと慣れた動きで注文をとり、イモフライ、焼きそばを包んでいきます。
店内を見渡せば・・・県民ショーや旅番組、「アサいち」といった取材時の写真が沢山張られていて・・・こんなに来ているんだと初めて知りました。
人気があり次々と売れていくに関わらず、丁寧で気さくな応対にも感心させられました。


・・・そして、これがそのイモフライ。
これだけでは、その大きさがわからないかと思われますが・・・。
一串にささった芋一個が、中くらいのジャガイモを半分にカットしたサイズなのです。それが4個もさしてある迫力#59144;
一人一本として5本も買ってしまったけれど、食べきれるだろうか?
つけるソースは甘いのと、甘酸っぱいのと、二種類のソースから選べるようになっていました。
さのまるラベルの佐野ミツハフルーツソースは甘め。
せっかくなので、甘酸っぱいと言う「蔵の街=栃木のことね」ソースでお願いしました。

衣がしっかりと厚めな佐野いもフライ、その衣のもっちりが美味しいのだけど。。・・・少々違っていて、いもとソースの味わいで勝負している!・・・と感じられた栃木市のイモフライ。
食べ応えもあり、これはこれで旨い#59126;

具材は蒸かしてカットしたじゃがいもに、キャベツ。お肉は使わず、じゃがいも、キャベツ、麺にソースという・・・シンプル構成の焼きそばです。
蒸す水の代わりに、肉だしをかけ回して焼いている様子でした。
素朴な風味の感じられる・・・同じくB級グルメである焼きそば。こちらのソースも食べていると甘酸っぱさがあるので、蔵の街ソースが使われているのかもしれません。


お昼が遅めでシッカリ食べてしまっていたから・・・、
イサキを焼き、サラダを作って、お漬物を出したくらいでご飯は炊かなかったけれど、それで正解。
          
この日、呑んだのは「ジェイコブス・クリーク シャルドネピノノワール」。
スパークリングワインが好きで、常に買い置きしておきたい私。
リーズナブルな物を選んで多く飲んでいますが、オーストラリア産は初めてです。
厳選されたシャルドネとピノ・ノワールを使用したプレミアムワインだそうながら・・・。
のど越しが良くてドライな辛口は、こうしてゆっくりしたい週末のみにピッタリ、デイリーシャンパンに最適に思いました。
この後は、ビールに移行・・・言うまでもありませんね。



実家の庭で咲いていた、サツキ。

そして、アジサイも。
アジサイは行く度に切りとって、家で飾って楽しんでいます。

※実はこの翌週だったかしら。実家の佐野へ母の様子を見に出かけて行った帰りの事。
「夕ご飯はなんにしよう。なんか作るの面倒くさいなぁ~~。お弁当買っていっちゃおうかな」
「それとも、また栃木の焼きそばとイモフライでもいい?」・・・という事で、再訪しました。
この日も、両手に包みを下げたお客さん達が次々と。皆さん、リピーターさんね#59125;
「一体どのくらいの量のジャガイモを仕入れているんだろう」って夫。
確かに静岡で行った、焼き芋とおでんのお店「大やきいも」を思い出してしまいました。お店の脇にコンテナ入りのお芋が大量に並んでいましたっけ!
大豆生田商店



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