二日目の夕方、またその翌日の朝。出かけて行ってきたのは・・・こちら。


7月初旬であったので、皆どれも蕾の状態?開花前かな?・・・と思っていたものの、それは杞憂であった。
早咲き種の紫色が鮮やか!

夕日をバックにした、「ファーム富田の」ラベンダー畑。


一株ごとのラベンダーは、モリモリって感じながら。。畑全体はパッチワーク模様を描いています。


ここはファーム富田の原点となった、日本で最も古くからあるラベンダー畑だそう。。JRのカレンダーでこのラベンダーが紹介されたことにより、全国にその名を広めるきっかけとなった畑であります。

紫の絨毯を広げたかのように、斜面一帯をラベンダーが埋め尽くす・・・日暮れ前の時刻に関係なく、十分綺麗です#59130;
営業時間を調べると8:30~17:30とあります。
でもそれはショップやカフェの営業時間。ラベンダー自体は日の出から日没まで見学できるのです。その上見学料もなしなんですから#59125;
そう、ここは何時でもオープンしているから、気が向いたらフラリと観にくることも可能。



トラディショナルラベンダー畑の目の前に建ち並ぶ建物のひとつ。
香水・石けん・アロマオイルにお香、ラベンダーカラーの布製品などが並ぶ・・・「香水の舎」。
奥にある、ラベンダー石けんの工房では・・・好みの香水で「香りのしおり」を作るコーナーがあるほか、商品の製造過程を見学できるのも特徴。
オリジナル石けんができあがっていく様子を目にしました。
一個、一個丁寧に磨かれた・・・薄紫色の石けんの綺麗な事#59130;きっと良い匂いなんでしょうね~~♪


更に奥、建物のテラスからは、目の前に広がるファーム富田ガーデンを眺められます。
15ヘクタールを誇る敷地面積でラベンダーが栽培され、そのほかにも多くの花々が栽培されています。
風に揺れるラベンダーの向こうに富良野盆地の田園風景。十勝岳連峰も一望出来ました。

こちらは、ワイドで。

色が薄くなっちゃいました。

トラディショナルラベンダー畑も、ワイドで撮ってみました。

花の咲きはまだ5~6分と言う感じながら・・・。この景色が一人占めですものね#59126;


ラベンダーからエッセンシャルオイルを抽出するための工場、日本で唯一の「蒸留の舎」です。
ラベンダーの刈り取りの時期には実際に蒸留機が稼動し、紫色のラベンダーから琥珀色のエッセンシャルオイルが抽出される様子が見られるとの事。
ラベンダーオイルと、蒸留の際にオイルと一緒に抽出されるラベンダー蒸留水も販売されています。
こちらではショップの店員さん達のユニフォーム、花畑で使われるテープも、そして園内を走るバイクも…皆ラベンダーカラー#59120;

以下ここからは、翌朝の再訪時の画像になります。
          


構図的にはよくありませんけど、同じラベンダーでも違う種類だって一目でおわかりいただけると思います。


「ファーム富田」さんのサイトを見たら、ラベンダーの花の盛りはやはり7月の中旬過ぎ。


丘の上部が白いものだから、白っぽいラベンダーの種類かと思いましたら、「おかむらさき」「はなもいわ」「濃紫早咲」・・・といった種類がまだ白い毛で覆われている状態のようでした。


ですもの見頃のピーク 時には渋滞が起き、大混雑するほど多くの観光客が訪れる。休日ともなれば「ファーム富田」渋滞が出来てしまう・・・のも納得です。
もう一か所3キロ程のところに、「ラベンダーイースト」があるものの…夫が「ラベンダーは沢山観た。これ以上は行きたくない」だって#59142;

建物の中には、ファーム富田のオリジナル商品をそろえたショップの他、入りませんでしたが・・・カフェもあります。ラベンダーを使用したドリンクが楽しめるんですって!
サイトを見たら・・・花の最盛期にはこの場所全体が濃い紫一色に染まる。壮観とも言える光景が広がっていました。

トラディショナルラベンダー畑と道路をはさんで…建ち並ぶ数々のショップたち。「花人舎」からは整然と並ぶ花畑と、富良野川、はるかには雄大な十勝岳連峰が眺められる・・・。
他に「春の彩りの畑」と「秋の彩りの畑」、そしてその先にもまたラベンダー畑が連なる。。

北海道と言えば…歌の歌詞にも登場するバラの仲間「ハマナス」です。


ルピナス畑、その遠くにはカルフォルニアポピー

          


ヒャクニチソウ、アメリカンマリーゴールド。

          

花人の畑に咲くサルビア、向こうはブルーサルビア等、夏の花がお出迎えしてくれます。

          
ニッコウキスゲと言いたいところながら、以前稚内で乗った観光バス。ガイドさんに「小うるさい事を言わせて頂きますと、ここ北海道ではそうは呼ばないです」って。 エゾカンゾウ、エゾゼンテイカ…と呼ぶようです。
北海道のバスガイドさんは個性的で面白い人が多かったなぁ。

どこもかもお手入れのいきとどいた・・・これだけの大型施設。
ラベンダーの花を見るだけであれば、24時間オープンで解放されているのって素晴らしい。
またスタッフさん達の接客も、皆さん感じが良くて言う事ない…と思えた、とても良いところでした。
http://www.farm-tomita.co.jp/