自宅を出て走って行くと、そこかしこに広がる雑木林。その足元を見れば…落ちてます。
イガイガの殻から顔を出している・・・ピカピカした山栗ちゃん。
秋の味覚として、古来より日本人に好まれている味覚のひとつ栗。…その栗をただで拾ってしまうんじゃよ!
青いどんぐりは帽子をかぶった姿が可愛いです#59126;



遠くに、白い花咲く蕎麦畑。車窓からも秋の気配が感じられる光景が続く。

先日の実家への途中、立ち寄りしたのは栃木市西方町にある「飯沼銘醸」さん。
          

厳選された地元産の酒米を高精白した・・・良き米、清流大谷川の伏流水と、新潟杜氏の技が作りだす銘酒「杉並木」で知られています。

先月念願かなって出かけた先は、南宇都宮の「串久」さん。しかしお腹がいっぱいで呑むチャンスを逃してしまった、日本酒「姿」。
お隣さんが呑まれていたその味が後になっても気になって、気になって・・・是非買いに出かけたいと思い続けていた酒蔵さんでした。

まずはお隣りの、「柿の種」を製造販売されている「米菓製造 飯沼」さんへ。

本格おかき・煎餅、工場直売の幟が目立つ・・・敷地内。
しかしここログハウスの建物だけに、一見せんべい店というムードはありません。店内の広さは6畳ほど。
そこに並ぶのは…元・醤油メーカーであった・・・ こだわりのおかき、煎餅、人気の柿の種。
                          
創業時から造り続けている超ロングセラー商品だと言う、もち米だけで造った「柿の種と」「柿ピー」です。
おかきは以前、頂いて食べたことがありましたので。。


では本命である、飯沼銘醸さんへ入店。

「西方米」と呼ばれる旨い米の産地として知られる元・上都賀郡西方に位置する、 栃木を代表する蔵のひとつである飯沼銘醸。
県内の酒屋さんで必ずと言ってよいほど目にする、「杉並木」でお馴染みです。西方地域を通る例幣使街道に続く日光杉並木に由来すると言う「杉並木」。
 
          
地元銘柄とは別に、冷蔵ケースにズラリ並べられたこの様子・・・飯沼専務自らが手掛けた、県外向けブランド「姿にも力を入れているのが伝わってきます。
生産量もわずか。 取扱店も数店の為、入手困難な貴重銘柄もあるみたいながら・・・。
「 姿 純米大吟醸、きたしずく、袋吊り、うしろ姿、米無濾過生原酒…」と、ラベルごとに特徴、価格ともに様々でした。

          
我が家に見合ったお値段の純米吟醸、「姿」、そして「杉並木」を購入。

こちらの飯沼銘醸さんは30年くらい前だったかしら?新年用の「干支ボトル」を求めて来店していたのであります。

またその後です。先週末に「「道の駅にしかた」に立ち寄りした際、目にしたのは・・・・。

このコーナー全部、並べられているのは飯沼せんべいの、おかきに、柿の種!この棚全部ってスゴイ!人気があるのね。

当然、その奥には栃木の地酒コーナーもあり。
    
飯沼銘醸さんの杉並木も並べられていました。

以前は呑めなかったせいもあり、日本酒の銘柄など全く関心がなかったものの、その土地土地を歩いて、こうして少しでも買うのが楽しい。
秋の味覚に日本酒を合わせて・・・風情を感じる。そんな大人の楽しみかたも良いよね#59125;