先週末出かけた先は、何時ものように…我が実家でした。
高齢で一人暮らしをする母の様子伺いに。マイ田んぼで採れたての新米を届けて早く食べさせたい・・・との思いで。
その道中でのこと、「あれ?こんなところに道とん堀!佐野にも道とん堀があったんだ。今まで全然、気づかなかったね」などと会話しながら・・・。

到着後しばらくしたら、お昼ご飯の時刻になりました。「何がいい?」と聞くと「なんでも~~」と、反応はイマイチ。
ところがそのあと、息子達とお好み焼きを食べに行った話になりましたら・・・「あ!そこへ行きたい。自分でお好み焼きを焼いて食べた事がないから」・・・って、え・え~~?そんな事ないと思うのだけど。。
「じゃぁ、さっき見かけたばかりの、道とん堀へ行きましょう」・・・で決まりです。


行ってみましたら…店先に暖簾は出ていないし、広い駐車場もガラガラです。
しかし灯りが点いていたから、いざ、入店!

休日の昼時と言うのに、埋まっていたのは数テーブルだけ。ホールスタッフさんも二人しか見かけませんでした。
確かにここは見えにくい場所です。サッと走り抜けてしまう道路脇だから…私達同様、あまり知られていないのかも?

メニュー表から、一番人気の「モチーズ焼き」、二番の「道とん堀ミックス」。そして「広島焼き」の三品をオーダーしました。

  
テーブルに到着をしたら・・・丼の具材をかき混ぜるから始まって、かなり積極的な母。
「混ぜるのだけでも力がいるわね」「生地はどのくらいに広げたらいい?」と、やる気満々な感じ#59142;
片面が焼けた後、両手にヘラを持ってひっくり返す作業も、「私も、やっていい?」って。ノリが良いわぁ#59125;

広島焼きは難しそうだから、お店の人に頼んでやってもらいましょう。
ボタンを押すと、綺麗なお姉さんスタッフがきてくれました。
夫:「だいちゃんじゃなくて良かった。もしだいちゃんが来たら、お姉さんに代わってもらおうと思っていたんだ」だって。・・・オイオイ・・・問題のオヤジ発言#59136; それにだいちゃんて一体どこの?だれですか?

・・・そう言えば、先程から決まり文句である「 ぽんぽこぽ~ん♪」を口にしながら、接客をしている身体の大きなスタッフさんがいましたっけ。
そう言うところのチェックは早いわぁ#59142;


広島も、本格的な広島焼きのお店の経験もない私達・・・こうして三つに分けて焼くのですね。
そして返しつつ、三段を重ねていく!
こんなハイレベルな調理、確かに年寄りである我々の手にはあまる。無理のよう#59142;
                         

聞けば、開店したのは昨年だそう。
チェーン店ながらフランチャイズシステムだから、こちらのお店の本店は福島。彼女もオープン前には、広島ならぬ福島で、広島焼きの講習を受けたのだと言います。
道理でメニュー内容、お店の造りが家の方と違うのですね。


「皆美味しかったけど、最初のモチーズが特に美味しかった」ですって#59126; 
三人ともお腹も満たされて満足。なにより母が楽しんでいた様子が一番でした。
お婆ちゃん仲間でお好み焼き、確かにやらないかも#59142;



何時ものように・・・夕方まで過ごしてから、帰宅の途に。
夕方5時を過ぎると、空も暗くなってくる・・・スッカリ日が短くなりましたね。
ふと空を見上げると、輝く美しい月。
笑ってしまうくらいに真ん丸の黄色い月です。
中秋の名月なのかしら。十五夜の後に巡ってくる十三夜#59040;


ブレて、写真では丸くなっていませんけれど・・・。実際には大きな満月、黄色くてお煎餅みたい!って思いました。
地方によって栗を供えることで「栗名月」と呼ばれる、十三夜の翌々日だったようです。
十三夜は「旧暦」における日を差す、だから満月となるのは十三夜の3日後である、10月16日だった。
十五夜、十三夜…と両方、ご覧になりました?
                         
家はススキもお団子も供えずに終わってしまったけれど・・・「兎が餅つきをする」絵柄のどら焼きを食べました。

今回も、丸いものをムリクリつなげた・・・感じですね#59143;