通りにあるのは、小さな看板のみ。存在を知らないでいたら、通り過ぎてしまうような・・・知る人ぞ知るお店です。

              
舞鶴のホテルは泊まるだけ、せっかくなので地元の味を楽しみましょう。…と、向かった先は「まるはね」さん。
一週間前に電話で予約をしておきました。予約なしには入れない居酒屋さんとか。
その時のマスターの応対も「カウンター席ですません」と・・・人気店に関わらず好感触#59125;、関西弁が新鮮な響き。
一見したら普通の民家の様な外観。しかし入店すると、敷き石と玉砂利が敷かれたオシャレな踏み込み。靴を脱いだら、奥行きのあるお座敷が広がる。。


ここはお料理が美味しいと太鼓判を押されていたから、楽しみにしていたのだ。
厨房がのぞけるカウンター席に座りました。

     
メニューです。一般的なお店のメニューと違って、この日に用意できるものが書かれている模様。
だからオーダーをしたら、提供はスピーディ!待つイライラはありません。


喉が渇いていたので、やはり「生」。
予想を超えた大きさのたまごサラダ。大きなボウルでドーンと登場!二人では食べきれないくらいのボリューミーさなのです。
ブリトロ・ウスバハギ・大トロは適当に盛り合わせて頂き・・・。そこにサザエ、ヤリイカ、イクラも加わった・・・お造りはどれも脂がのっていました。いかにも新鮮、適度な歯ごたえもありウマィィ#59125;
思えば朝からずっと、日本海の海の幸を堪能した一日でしたね。

          
ホタテバター(←ピンボケで失礼)、まるはね特製手作りしゅうまい、まるはねメンチ・・・と、まさに「まるはね祭り」状態!
居酒屋メニューと言うより家庭料理みたいな、手作りの優しい味わいが嬉しい#59126; そこに夫オーダー・・・の白菜漬物、サラダがこんなに大量に提供されるとは思わなかったようです。

 
日本酒は「生粋純米 白壁蔵」を頂きました。夫はビールを追加して。
右の鯖缶を撮ったのには訳があります#59126;
カウンター上に置かれた数個の鯖缶。不思議に思った夫:「ママさん、その鯖缶はどんなメニューに使うの?」と訪ねたら・・・
「はい」くらいの簡単な返事だったかと。
しかし一個奥へと下げられていく様子を目にし、「こんな話をしていたからかな?オーダーが入って使われるのね」と思った私達。

おふくろの味みたいな素朴な味わい舞鶴名物肉じゃがを食べていたら・・・「これサービスです、どうぞ」って。
「え、え~~!?そんなつもりで言ったのじゃないのに」「珍しかったのと、話のきっかけになったらと聞いてみただけ。ホントにいただいていいの?」
先程のは私達へのひと皿で使われたのですね。
鯖缶・冷奴の梅肉添え(梅も舞鶴の特産とか)・万願寺唐辛子の佃煮の3点盛りです#59126;

カウンターに座った客達、私達以外はほぼ常連さんみたいでした。
マスターや常連客同士の会話を楽しみつつ、1~2杯呑んでサッと席を立つ。・・・そんな感じだったかな。
私達もそう長居をしてはとお会計してもらったら、これだけ食べたと言うのに、ビックリするほどリーズナボー!アルコール、料理ともに良心的なお店です。
今年で、はねさんは開店5周年とか。
店主も、女将さん二人共若いのに気配りもあって、仕事熱心!
我々の様な観光客、次があるかどうかわからない一見さんにも優しい気遣いをみせてくれました#59125;
常連客にまぎれて、最初は居場所がなかった感もありましたが・・・こうしたチョッとした気遣いで、グンと気持ちも変わると言うもの#59126;
最後は二人揃って笑顔で見送ってくれる・・・デキタ店主夫婦!お客さんとスタッフさんと笑顔があふれた・・・アットホームなお店でした。
お腹も心も満ち足りた夜になったのは言うまでもなくて・・・。



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ホテルへの帰りはまた何時ものようにスーパーに立ち寄り、お買い物をしてから戻りました。
あと1~2回で、終わりにしますね。