東北自動車道の側道沿いにある「つがの里」。里の春は、3月下旬のカタクリの花から始まります。
園内には、開花時期の異なるしだれ桜、ソメイヨシノ、山桜…そして、八重桜へと、開花時期の異なる約1000本もの花が次々と咲き誇り、長い期間楽しむことができるのです。


これまでも何度か訪問済みながら、今年はソメイヨシノのお花見が間に合わなかった為、八重桜ならまだと考え、実家への途中立ち寄りしてみました。
これ以上はないと思える雲ひとつない青空、この後夕方は雷雨になってしまったのでしたけど。(4月29日でした)


おお!まだ大丈夫#59125;ちょうど満開の盛りです。
午前中ということもあり、ゆっくり静かにお花見を楽しみました。

          
広い園内至るところに八重桜が咲いて、青空と、新緑と・・・別世界のような華やかさ。桜だけに「歴史絵巻」なんて言葉が思い浮かんで来てしまったりして…。


八重桜はバラ科サクラ属の落葉広葉樹で、花びらがたくさんある桜の総称です。
通常の桜の花びらは5枚なのに対し、八重桜は何枚もの花びらを重ねてつけることが出来。1輪の花に平均10~130枚ほどの花びらが・・・また花と同時に葉をつけるものが多いのも、通常の桜との違いだそう。


濃いピンク色の花弁、鈴なりの花を重たいくらい付けて咲く様子はとにかく可憐、見ているだけで気持ちが華やいできます#59125;


花と同時に枝に付く葉、ピンクの花に隠れた新緑の葉っぱの色合いが優しく感じられます。

満開と書きましたけど、すでにかなり散り始めていて、周囲には散った花弁だらけ。その様子もまた綺麗でした。

              
無数の花びらを散らせる姿は、春の終わりと、夏の訪れを告げているがごとく。。

   
場所を移して、野外ステージや芝生広場の方へ行ってみました。

八重桜とひとまとめにしてしまってしておりますが・・・
関山(かんざん)、一葉(いちよう)、普賢象(ふげんぞう)。唯一黄色の花をつけるの品種で、花色がウコンと似ていることにちなんで名付けられた鬱金(うこん)、御衣黄(ぎょいこう)…と言った種類がよく知られていて。。
あんぱんの飾りつけになっているのは、関山の花弁だそうです。


どれも同じようながら、これ程見事、綺麗だと…欲張って何枚でも撮りたくなってしまうのでした。
続きますね。