山地に自生する山藤です。前半、後半共好天に恵まれて、その名の通り・・・GWになりました。



我が家の辺りでは連休は田植えの時期で、農家の皆さんは忙しいと言います。田植機が通った後、苗が等間隔に規則正しく植え付けられている光景。
広い空、濃く色づいてきた緑・・・広い水田は周囲の景色を映し出す。
毎年繰り返されるものながら、この景色は今だけのもの。走っている車窓からも楽しめます!
何度見ても大好き。毎年、見飽きる事はありません。


ピンク色のレンゲソウが一面に広がるレンゲソウ畑、最近では目にする機会も少なくなっているような。


ランチしたレストランの駐車場に八重桜の名残りが、ほんの少しだけ残っておりました。


夫がよく行くところで、蛍のエサとなる貝「カワニナ」を見つけたと聞いたから・・・今年は蛍が見られるかもしれないね♪・・・と、偵察に行く事に。。

山際の小さな田で、農家の方が準備をしている最中でした。耕し終えた田に水を張ったら、土の表面を平にします。
この「しろかき」によって水の深さが揃い、肥料が全体に行きわたり、水はけも均一になるのだそうです。
この後・・・
田植えの済んだ田圃の表面に、梅雨の雨粒が小さな渦を描く・・・風景、そうした一時も良いものと思いませんか。

    


ヤマフジは、フジに似るものの茎は左巻き。葉とともに開花して、花房はフジより短く花は大きい。野藤(のふじ)とも呼ばれるとか。
          
動きのあるこの一枚が好きなのだけど、逆光で暗くなってしまいました。


帰宅後に、花壇で見っけ!?わたしは、誰?ここは、どこ?
この子は、どこからやって来たのでしょう?家のアイリスはブルーと言うか、薄紫色なんですけど。

          
そして、エゴの木の白い花。
小枝の先に短い総状の蕾をつけて、釣り鐘状の白い花が下向きに咲きます。
大伴家持が「万葉集」にても「知左の花=エゴノキ」…と詠んだくらい。昔から私達の生活に根付いた木であったようながら・・・。秋に熟すエゴの実は、見事なくらいなんの役にも立ちません。それは私が知らないだけなのでしょうか?